考えたこと2

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フランス語の数字
知っていますか?フランス語の数字のこと。
キャンディーズの歌にあった、「アン、ドゥ、トロワ」というのが1,2,3になる。
英語と同じように、10,11,12…と進んで、20のことを「ヴァン」という。
ヴァンサンカンという雑誌があったが、あれはフランス語で25のことだ。

そこから、21,22,23…と順調に進む。30が来て、40,50,60まではよろしい。
70という数字がなんと、「ソワサン・ディス」=60と10ということになる。
ここで急に足し算が出てくる。

続いて71,72,73…と進み80がびっくり。「カトル・ヴァン」という。
これは日本語で言うと、「四・二十」という意味。4X20のことのようだ。
今度はかけ算。

そしたら、90はどうするかというと、「カトル・ヴァン・ディス」=4X20と10というかけ算と足し算になる。
ここからがまたすごい。
91は80と11、92は80と12、93は80と13というふうに増えていく。(わかります?80と10と1ではなくて、80と11です。)

詳しくは、このページを見てみて下さい。

http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/number/frenchj.html

初めてこれを理解したときに、10進法と20進法が入り交じっているのにびっくりした。
それをフランス人に指摘すると、「すごく合理的だ」という。

現代人は、10進法に基づいて生活している。だから、80は8X10だし、90は9X10になるのが合理的ではないか?英語も日本語もそうなっている、ときいても、フランス語の数字はおかしくないの一点張りだ。

せめて、何かおかしいなあ、くらいのことは言うかな?と思ったが、頑として言わないので、ひょっとしたら、フランス人は靴をはくのが遅かったのではないか?と言った。

「何のこと?」

言われたフランス人は全く意味が取れなかったようなので、「きっと靴をはいてなかったので、指が20本使えたんだろう。」と言うと、だいぶムッとした顔になった。
フランス人は、フランス語にすごい誇りを持っているので、そんなことを言ってはいけません。

でも、今回ネットで調べると、やはり古代のフランスのゴール人(何のことか不明)は20進法を使っていた、と書いてあった。
そのなごりが数字の読み方に残っているらしい。

世界は広い…。知らないことだらけの世の中です。


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