考えたこと2

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サンデー毎日
25年勤めていた会社の同期の人たちも、ぼちぼち完全に定年という感じだ。
時々メールが来るのだが、もうほとんどの同期が会社を去っている。

ぼくの同期は20人いたが、こないだ来たメールの対象は12人だけ。
早々に辞めたり、田舎に帰ったり、亡くなった人もいる。

結局、60歳で一度目の定年を迎え、給料が下がって65歳になって二度目の定年になって、何人かはそれ以降も仕事があって残ったようだが、もういなくなったという感じ。
仕事を途中でやめて、別の仕事に就き、メールを貰ったぼくは珍しい。

65歳まで会社でお世話になると、たいがいもう仕事はしていない。
その状態を「毎日が日曜」ということで「サンデー毎日」という。
ゴルフをしたり、ジムに通ったり、シルバー大学に行ったりして、65歳からの人生を過ごしている。

会社時代の先輩とは、よく呼ばれて会っているが、ぼくらの同期は第2次オイルショックで、最も少なかった。
だから、近くの部署にはあまり同期はいなかったので、実は同期とはあまり会う機会がなかった。
一度大学に勤めている時に同期会に行ったくらいだから、もう十数年前だ。

みんなどうしているのだろうとは思う。
気がつけば、会社を辞めて20年。

ほとんどの同期がもう現役引退した今、彼らは人生を振り返ってどう思っているのだろう。
ぼくは幸い47歳で会社を辞める時に一度振り返り、57歳で二度目の退職をする時にもう一度振り返った。
キャリアのことを勉強し、キャリアは未来ではなく、過去を振り返った先にあるものだと知った。

そういう経験ができたのは良いことだったと思っている。
金銭的には恵まれなかったが、それは仕方がない。

人生にはもともと意味はないと思う。

でも、高度成長の時代を過ごし、グローバルなビジネスも経験し、学校法人のありようも見て、学部を作り、学生の相手をしている人生は、悪くない。

親に感謝している。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |