考えたこと2

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PHVは現実解?
マツダがロータリーエンジンを復活させる。
ただし、駆動用ではなく発電の目的だ。
ローターリーエンジンで発電機を回し、リチウム電池に充電してその電気でモーターを駆動するということらしい。
2月に発売というから、もうすぐだ。

なぜロータリーかというと、小型軽量という特性が活かせるからだという。
デメリットはロスが大きく燃費が悪いことだったが、発電目的で回転数などが一定であれば、軽量のメリットが勝つのだろう。
50Lのガソリンタンクで、航続距離は600km程度。
これなら充分だ。

欧州ではピュアなEVが主流というか、高級車から順にEVになっている。
大容量のバッテリーを積み、モーターで走る。
高速充電にも対応し、値段がかなり高い。

こないだホンダとソニーが開発したEVもその流れ。
そう簡単に手が出る価格ではない。
安価なシティコミューターみたいなEVを作っているのは、中国のみ。
最近、やっと軽のEVが日本でも出てきた。

規制の上では各国とも将来はガソリンエンジンもなくす、という勢いだが、実際にそれだけのリチウム電池が供給できるかどうかもわからないし、充電設備もどうなるかわからない。
おまけに、車両がすべてEVになったら、それを動かすだけの電気も足りない。
EV礼賛のVWの社長は更迭された。
当然、ドイツの自動車労連はエンジンで食っている人も多いから、内燃機関をなくすことには(大きな声では言えないが)反対だ。

EU委員会の環境保護の人たちを見ていると、なんでそこまでやらないといけないのか、と思う。
特に、日本はもうかなり省エネしているのに、なんでみんなバカみたいに「環境」「SDGs」など言っているのだろう。
方向性が間違っているとは言わないが、今の環境原理主義は金持ちの道楽のように思えるのだ。
日本なら、持っている省エネ技術を輸出して貢献するのが一番いいと思える。

世界中がEU委員会の言うことを聞くと、開発途上国は経済成長が鈍化する。
インフラにお金がかかるし、安価なエネルギーは使えない。
「もう俺たちは成長したから、おまえらは成長せずに自然のままで生きていろ」と言っているようにすら思える。

話はそれたが、マツダのやっているPHVは現実的な路線だと思う。

EUもそのうち方向転換するのではないか。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |