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2019.11.21 Thursday
1万人の第九練習12回目 toi toi toi
今週の火曜日が最終練習だった。
最初にセロリをやったが、これはノリでがんばれ、という感じ。 ほとんどがユニゾンか2声のコーラスだが、練習不足は否めない。 ユニゾンのところでハモっていたりするが、ご愛嬌だ。 第九の方は暗譜をして、ほとんど譜面を見ずに歌ったが、やはり最後の方はまだあやふや。 まだまだ家で復習して本番に臨まないといけない。 声を出すのに、骨盤底筋を意識して踏ん張っていたら、夜中に足がつった。 情けない…。 最後に小学生の参加者4名が声楽の加藤先生、ピアノのとやま先生に花束を渡して終了。 梅田教室は仕事帰りのOLが多くて、子供は少なかった。 風邪をひかないようにとか、靴は本番のものでリハをしたほうがいいとか、注意があって終わった。 毎日放送の人によると、今年の12月1日は大阪マラソンと重なっており、朝コンビニに行っても商品が売り切れている可能性が大きいとのこと。 今年の12月1日はマラソンで3万2千人、第九で1万人(観客を入れて、1万4千人)集まるから、大変だ。大阪城周辺のコンビニは朝から商品がなくなると予想されていて、弁当は自宅周辺で買ったほうがいいという注意もあった。 一緒に行っている人が、休憩時間に加藤先生のサインをもらいに行っていた。 去年ももらっていたので、2人目の講師のサインになる。 サインを見せてもらうと、名前に添えて「toi toi toi」と書いてあった。 何のことだろうと、その場でスマホで調べたら、「大丈夫、うまくいくよ」という意味らしい。 元はドイツ語と書いてあったので、家で調べてみた。 「toi toi toi トイトイトイ」は、幸運・成功を祈るドイツのおまじないの言葉。 言葉に合わせて、テーブルや扉を3回トントントンと指で叩いて表現される。 とのこと。 特に舞台開始前などに言うことが多いらしい。 ドイツのまじないだが、世界的に広まっているとのこと。 身近なドイツ語というと、人名やドイツ車など固有名詞しか思い当たらないが、こういうのもあるのか。 ドイツでの由来は「魔除けのつば吐きの代わり」ということだ。 昔々、めでたい話や幸運に関係する話をそのまま話すと、悪魔が嫉妬して災いをもたらす、ということから、話したあと「ペッペッペッ」とツバを吐いたらしい。 そこから、ツバを吐く代わりに「toi toi toi」となったとのこと。 「toi」は「悪魔」の意味で、「Teufel(トイフェル)」の省略語。 劇場やコンサートでは、出演者が公演で成功することを願って、このフレーズを言う習わしもあるらしい。 さすが声楽の先生。 今週末は佐渡裕の指導練習。 toi toi toiでいこう。 |
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