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2019.11.13 Wednesday
第九練習8,9,10,11回目
1ヶ月のご無沙汰。
もう練習も3年目で、ちょっとダレていた。 一応歌詞はもう覚えたし、だいたいは歌える。 それでも、いくつかはあやふやなところもあり、8,9,10回目の練習時には、いつかはちゃんとやらないといけないとは思っていた。 さすがに、昨日はもう11回目の練習になり、残りは1回のみ。 ちょっと心を入れ替えて、1万人の第九のアプリを聞き直して行った。 加藤先生は発表会があり、今回はお休み。 神戸教室のバリトンの青木先生が代行でやってきた。 もう寒いのに、半袖のTシャツにスリムのカラージーンズというスタイル。 ぼくらとそう年は変わらないと思うが、痩せていてかっこいい先生だった。 タクトを持って、指揮をしながら指導する。 一見優しそうに見えるが、結構厳しい先生だった。 西宮のコダマ先生、梅田の加藤先生、今回の神戸の青木先生と3人の声楽家を見て、本当に三人三様だと思う。 さすが芸術家だ。 1回だけの代行指導でも、自分のやり方を貫く。 レギュラーの先生のやり方など、一切聞かれない。 自分のやり方で発声練習をする。 一応、1万人の第九、という共通プロジェクトで雇われている講師だが、そこに共通性はない。 今回の発声練習は子音のトレーニングから始まった。 いつもとは全然違う。 講師が全員集まって、打ち合わせもするんだろうが、そこでは共通した指導などという項目はないのだろう。 これが芸術家の集団という感じ。 そういう問題意識も持たないのが芸術家なのかもしれない。 帰りの階段で、「やり方が全然違うなあ」という声も出ていた。 普通の参加者なら、そう思うのが当然。 きっとそういう声も事務局には届いているんだと思う。 それでも、変わらないのだ。 今週はチケットをもらった。 今年はアリーナではなくスタンド席。 指揮者からは遠いが、ぼくはこっちのほうがいいと思う。 観客の立場でも見られるからだ。 来週が12回目、最後の練習。 心して行こう。 |
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