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2011.05.01 Sunday
パイナップル
パイナップルという果物、いつごろから一般的になったのだろうか。
調べてみると、沖縄には早く伝わっていたらしいが、戦前は一般的ではなかったような書き方。 戦後にパインの缶詰がフィリピンから輸入され、そのあたりから一般的になってきた。 初めてパイナップルを食べたのは、いつごろだったか。 覚えがないが、おそらく1960年代の中ごろだろう。 パインの缶詰だった。 芯を抜いて、ドーナツ状になったパインがシロップにつかって缶に入っていた。 当時(というか、今でもだが)黄色い果物は珍しく、すごく甘くておいしかった。 パイナップルはながいこと、何か特別なことがなければ、口に入らない食べ物だった。 それが、農産物が自由化され、比較的身近な果物になった。 このごろは、近くのスーパーに行くと、缶詰ではなくブロックに切ったパイナップルも売っている。 ながらく、パイナップルといえば、ドーナツ状のものだと思ってたが、こんなパイナップルもあるのだ。 ぼくはパイナップルのブロックが好きだ。 パイン缶とは違って、生のパイナップルという感じがする。 フィリピンからの輸入だろう。 遠い南の国の、海に沈む夕日。 その光を浴びて、甘くすっぱいパイナップルが育つ。 これは南国からの贈り物だ。 |
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