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2009.09.23 Wednesday
人生50年
墓参りに行って、ちょっと考えた。
人生50年。 最初の二十数年は親と暮らす。 それから家を出て、結婚して、子どもができる。 子どもの人数にもよるが、一人について二十数年。 二十数年したら、子どもが出ていく。 50年はだいたいその合計になる。 核家族で言えば、親と一緒に暮らし、その後子どもと一緒に暮らす。 その後が残された時間。 親から受け継ぎ、子へと渡す。 昔は人生50年だった。 それが今は60年から70年、80年となっている。 だから、残りの人生というものができた。 ひと言で言えば、オマケのようなものだ。 人間は、遺伝子の運び手だといった人がいる。 大事なのは遺伝子であって、それを残すのが人間の務め。 だから、子孫を残した時点で、もうその人間の役割は終わっている。 そこから、オマケの時間が始まる。 できれば、意味のあるオマケにしたいところだが、どうしたら意味があるのか、意味とは何なのかがむずかしい。 まあ神さまがくれたオマケだから、ありがたい時間だ。 ありがたい時間…、それがキーワードかな。 |
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