考えたこと2

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人生50年
墓参りに行って、ちょっと考えた。

人生50年。

最初の二十数年は親と暮らす。
それから家を出て、結婚して、子どもができる。
子どもの人数にもよるが、一人について二十数年。
二十数年したら、子どもが出ていく。
50年はだいたいその合計になる。

核家族で言えば、親と一緒に暮らし、その後子どもと一緒に暮らす。
その後が残された時間。

親から受け継ぎ、子へと渡す。

昔は人生50年だった。
それが今は60年から70年、80年となっている。
だから、残りの人生というものができた。
ひと言で言えば、オマケのようなものだ。

人間は、遺伝子の運び手だといった人がいる。
大事なのは遺伝子であって、それを残すのが人間の務め。
だから、子孫を残した時点で、もうその人間の役割は終わっている。

そこから、オマケの時間が始まる。

できれば、意味のあるオマケにしたいところだが、どうしたら意味があるのか、意味とは何なのかがむずかしい。

まあ神さまがくれたオマケだから、ありがたい時間だ。

ありがたい時間…、それがキーワードかな。


| | 考えたこと | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
墓参り2009
昨日は母と墓参りに行った。

ウチの父は広島生まれで、長男だったが、戦後はずっと神戸で暮らした。

一時東京に単身赴任したり、パキスタンに行っていたりしたが、基本的には大阪の本町で働いていた。

昭和40年代には、会社を家族が訪問するというような事はなかった。
どんな職場だったか、想像がつかない。

コンピューターも電卓もコピー機もない職場。
カーボン紙やソロバンが大活躍していた時代だろう。
必要なものは、みんなで見て、所定の場所に入れる。
働く女性はOLではなく、BGと呼ばれていた時代。
クーラーもなかったので、部屋は暑かっただろう。
もちろん、窓は開いたのだろう…。
土曜日は半ドンで、休みは今の半分以下だった。
国民の祝日というようなワケのわからない日はない。

そう思うと、40年ひと昔だ。

父は神戸に墓を作った。
戦死した父の父と、幼くして死んだ弟は広島に墓があったが、神戸に持ってきた。
祖母も入っている。

そんなワケで、うちの墓には祖父と祖母と伯父と父が入っている。
いつも父の墓としてまいっているが、よく考えたら先祖代々(と言っても明治までだが)の墓なのだ。

その墓に線香をあげてきた。

また、来年も…。



| | 考えたこと | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |