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2009.09.22 Tuesday
時間
時間というのは、不思議なものだ。
それが何なのか、わからない。 人間で言えば、生まれた時からあって、死ぬまで変わらず流れているもの。 時間を時間として意識するから、時間がある、ということだろうか。 イヌに時間があるのか、というと難しい問題だ。 1日は地球の自転の周期。 1年365日は地球の公転の周期。 1日を24時間にして、1時間を60分、1分を60秒にしたのは単に便宜上のことだろう。 別に1日を10時間にして、1時間を100分、1分を100秒にしてもかまわない。 それを不便だと思うのは、ぼくらがそれに慣れていないからという理由しかない。 それでも、1日は地球の自転を基準にし、1年は地球の公転周期にするのは、地球にいるかぎり当然だろう。 その、時間というのも相対的なものだという。 光速に近い速度で動く、ロケットの中の時間は、地球上よりも遅くなる。 もしそんなものができて、宇宙飛行士になってどこかに行って返ってきたら、浦島太郎のような状況になる。 自分の子供が年を追い越している、という事が起こる。 そうなってくると、いよいよ時間というものがわからない。 ビッグバンが起こってから、10の34乗分の1秒でそれが広がったという。 10の34乗分の1秒という時間は、とても短い時間だが、それは地球にいるぼくらを基準にして考えるからだろう。 時間は相対的なものであり、何ともいえない。 それから約150億年たって、今の状態になったという。 今度は想像を絶する長い時間。 日常生活の中で使う時間は、普通に過ぎていく。 何の疑問もなく、一日が終わる。 しかし、その時間について考えていると、本当に不思議な気分になる。 |
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