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2009.09.02 Wednesday
万華鏡
万華鏡は数年前から変わった。
筒の横の部分に穴があいていて、そこに透明な棒をさす。 その棒の中には、オイルのような粘性の高い液体と、色の付いた粉、キラキラした破片などが入っている。 棒が1本のものもあれば、2本のものもある。 この透明な棒の中を、重力に従って、ゆっくり移動する粉や破片を覗くのだ。 液体の粘性がある程度必要なのは、ゆっくりと動く方がキレイに見えるため。 よく考えてある。 イギリスで発明されたらしいが、たった3枚の鏡を使うだけで、こんなにきれいなものが見える。 対称性はきれいだ、ということか。 小学校の時に工作で作った(と思う)。 ひょっとしたら、何かの付録だったかもしれない。 万華鏡のすごいところは、どんなにしょうもない(と思える)ものを入れても、それなりにキレイに見えることだ。 色紙を切ったものを入れたり、何かの破片みたいなものを入れたりした。 正三角形の合わせ鏡に映し出される幾何学模様。 不思議なものだ。 時々、思い出したように万華鏡を見る。 これを発明した人はエライと思う。 |
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