考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
明るさの価値
しばらく暗い話題が続いたので、今日は明るい話題でいこう。

「明るい」という事の価値は今も高いと思う。
暗いという言葉は、どちらかというとネガティブなイメージであり、明るい、というのはその反対にポジティブなイメージだ。
「明るい人」というのはほめ言葉だし、「明るい性格」というとよい方に見られる。

これはぼくが小学校の頃から変わらない。

「明るい」というイメージは、「親切」と重なりやすい。
「明るくて親切な人」というのはありだが、「暗くて親切な人」というのはどうもぱっとしない。
明るい人が親切とはかぎらないし、暗い人が不親切ともかぎらないのだが、イメージはそうだ。

明るいというのがいいイメージなのはなぜだろう?

初対面でも話しやすい、つきあいやすい、というのはあるかもしれない。
楽しそうだ、というのもあるだろう。
でも、ゼッタイにこれ、というのはない。

さらに日本人だけでなく、洋画などを見ていると、やっぱり明るい方がよい、という価値観がありそうな気がする。

結局、理由は何にせよ、人間は明るい方がいいのだ。

それは、人間が社会で生きているからなのかもしれない。
人間は一人では生きられない。
明るさの価値は、そんなところから来ているのだろう。
結局明るい方が社会に適応しやすいということだ。

別に明るい話題ではなかったが…。



| | 考えたこと | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
昭和32年
昭和32年というと、ぼくが生まれた年。

よく考えたら、終戦が昭和20年だから、戦争が終わってから12年しか経っていない。

ぼくがものごころついた時には、戦争などあとかたもなかった。

阪神大震災から10年、神戸の街はきれいになったが、当時の神戸は震災どころではない状態だっただろう。
神戸も空襲があった。
それから思うと、よく復帰したものだ。
重機も少なかっただろうし、人手だって足りなかっただろう。

ものごころつくのに4年かかるとして、16年か。
いまだに、本当に戦争があったということが信じられない。

昭和20年に終戦を迎えた。
ぼくらは戦争を知らない子どもたちだ。

でも、今は戦争を知らない子どもたちを知らない子どもたちの時代。

しかたがない事だが、これでいいのだろうか。

おとなりの韓国や中国はそれを語りついでいるのに、日本では教育もしない。
第二次大戦に対するスタンスも決まらない。

この状態でアジアとうまくやっていけるのだろうか。

謝るとか、もう終わったとか、そういうことではない。

日本人があの戦争をどう位置づけるのか、それが問題だろう。

戦争は悪いとか、平和が大事だとか、そんなことではないのだ。

それが問題だろう…。


| | 考えたこと | 01:19 | comments(2) | trackbacks(0) |