考えたこと2

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ふたりうた
茉奈・佳奈の「ふたりうた」というCDを買った。

朝のドラマ「だんだん」で歌っていた曲が入っている。
カバーの曲ばかりだ。
「赤いスイートピー」「恋のフーガ」「渚のシンドバッド」「守ってあげたい」「白い色は恋人の色」「上を向いて歩こう」「あの素晴らしい愛をもう一度」「恋のバカンス」「待つわ」「けんかをやめて」「M」「やさしい悪魔」「secret base 〜君がくれたもの〜」、そしてボーナストラックの「シジミジルのテーマ」。

ドラマでは双子ならではのハーモニーでヒットする、という設定だった。
たしかに双子のハーモニーはイイと思う。

「赤いスイートピー」と「やさしい悪魔」が秀逸。
赤いスイートピーは松田聖子のイメージを残して、ハモリがいい。

やさしい悪魔はキャンディーズの曲だが、スゥイングでやっていて、この曲のイメージが変わった。
こんな曲だったのか、という印象。

全体にドラムが出しゃばって、レトロな感じがする。
オカズのフレーズが多いのだ。
昔の曲はそういうアレンジが多かった。

今の曲は、ビートを刻むという役割にもっと徹している、…と思う。

ただ、そんなにうまいというワケではない。
ドラマのとおり、双子だから売れる…、一人では売れないということだ。

本人たちは、どう思っているのだろう。
二人揃って、初めて魅力がある。

双子の宿命みたいな感じかな。

でも、それに満足しているような歌だ。



| | 音楽 | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホームドラマ
一体、ホームドラマというのは何を指すのだろうか。
定義は難しいけれど、一応現代の家庭風俗をテーマにしたドラマである、とする。
すると、おかしなことがいっぱいある。

まず、食事の場面。
テーブルに背を向けて座っている人がいない。
コの字型に座って食べている。
どう考えても不自然だろう。
カメラを置く場所を考えると仕方がないのはわかる。
暗黙の了解というヤツか。

また、テレビを見ている場面がほとんどない。
一般家庭では家族そろっている時間には、たいがいテレビがついているだろう。
だいたい、テレビという家具もあまり出てこない。
置いてあるのが普通なのだが…。
1人1台という家庭もあると聞く。

そして、今や90%以上の世帯普及率を超えたインターネットだが、これも出てこない。
テレビというメディアにとっては、仇だからだろうか。
まあ、だまってパソコンの前に座ってネットに接続しているところは、絵にならないだろう。
しかし、数人でワイワイ言いながら囲むとしたら、テレビよりもネットの方が絵になる。

でも、そのうちホームドラマはなくなるのではないか。

家族のステレオタイプがなくなるからだ。

いろいろな家族がある。

だから、万人に共通の家庭像がなくなる。

1人1台のテレビに1人1台のパソコン。

コンビニの弁当、カップラーメン。

そして、みんなの共通の理想像がなくなれば、ホームドラマは成立しなくなる。

そんな時代が来なければいいのだが…。


| | 考えたこと | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |