考えたこと2

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early summer 2022
小田和正の新譜CD。
予約していたのが届いた。

全部で9曲だが、半分以上は既発表の曲だ。
メンバーを変えて録音している。
1曲めの「風を待って」では大橋卓弥、熊木杏里、Juju、根本要、松たか子、水野良樹、矢井田瞳、和田唱という、クリスマスの約束でおなじみのミュージシャンがコーラスで共演している。

もうあまり創作意欲は残っていないようだ。
さすがに74歳となると、しんどいのだろう。
コロナもあったし…。

小田はあまりコンピューターでの曲作りは好きではないと思っていたが、年を取って人付き合いがだんだんと限定されてきたのか、主要なところ以外はプログラミングされている。
アレンジ自体は自分だが、プログラミングは別の人がやっている。

驚いたのはピアノやキーボードも弾いていないこと。
リードボーカルだけが小田ということだ。
2人組のオフコースの頃はギター、キーボード、何声かのコーラスを自分一人でやっていたのになあ。

よく聞くと、声に力がないのは仕方ないのだろう。
でも、これだけハイトーンで歌えるのは立派だ。
本人が一番よくわかっているんだろうが…。

so far so goodという曲では、ハーモニカで小田の名前がクレジットされている。
どこで吹いているのか、よくわからないのだが…。
ミュージシャンとしての意地だったのかもしれない。

 嬉しいこと 悔しいこと 繰り返しながら
 相変わらずの毎日 そんな自分だけど

 誰れかを 幸せに出来るとしたら
 きっと それが いちばん 幸せなこと

 小さな夢と 不安を抱えて
 自分が思う道を 歩いている

 たとえ 選んだその道が 間違っていても
 無駄な時間が 流れるわけじゃない

こういう歌詞が自然に書けるようになったのだろう。
これが74歳の境地なのか。

もうツアーが始まっている。
だいたい週に2日。
福島、新潟、愛知、大阪、北海道、宮城、香川、東京、沖縄、広島、愛媛、福岡、神奈川、愛知、埼玉、そしてホームグラウンドの神奈川で11月9日のラスト。

身体や声が持つのだろうかと心配になる。

今回のツアーのラストはきっと「この日のこと」という曲だ。

 ずっと woo ずっと 君のことが 気になってた
 いつの日か会いたいと 遠くから思っていた

大きなスクリーンにこの歌詞が出て、みんなで歌って、女性ファンは泣くのだろう。

年末にツアーの中継録画がきっと流れる。
その時を楽しみにしよう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |