考えたこと2

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不登校
引きこもりは、不登校がきっかけでなることが多いらしい。
現在45歳で、20年以上自室にひきこもっている人がいる。
1989年から引きこもりが始まった。高校3年の夏休み明けからとのこと。
途中、ちょっとマシになり、大学は卒業した。
でも、就職はせず、今はずっと引きこもっている。
こういう記事が時々出るが、事態は深刻だと思う。

引きこもりという言葉が出始めたのが、90年代後半。
2000年代初頭あたりから言葉として定着し始めた。
一方、不登校は70年代後半から出始め、90年代に言葉として定着している。
90年代に不登校になった人たちが成人して、2000年代に引きこもりになり始めたということかもしれない。

不登校の人数の記録は、91年から取られていて、その時が6万7千人ほど。
2016年には13万4千人ほどだから、ほとんど倍になっている。
しかも、その間に子どもの数は減っているのだから、比率でいったらもっと増えている。
したがって、これからも引きこもりが増える可能性は高いということだ。
これから、はたらく人が減っていくのに、どうするのだろう。

親に愛されていないとか、コミュニティの力とかいうけれど、こと不登校については学校の問題も大きいと思う。
もともと、学校に行きたくないという気持ちになることはある。
そんなことはアタリマエだ。
ぼくらの学生時代もそうだった。
その気持はあっても、仕方ないと思えるか、思えないかだろう。

それがどんどん思えない方に行っている。
だいぶ前から学校にカウンセラーを配置しているが、その人たちは不登校を解決する方策を考えていないんだろうか。
カウンセラーでは役に立たないから、今はソーシャルワーカーを配置したらしいが…。
どうしたら、不登校を減らすことができるのか。
いまだに有効な手は打てていないのだろうか。

ぼくは、学校を特別なところではなく、普通の所にするべきだと思う。
そのためには、何度も書いているが、企業出身の事務を入れることだ。

今は学校が普通のところではないから、企業出身者が先生になってもすぐに辞めてしまう。
だから、まず事務職を作ることだろう。
その上で、中途で先生になる道を広げることだと思う。

併せて、教員養成課程を変えること。
少しいじるのではなく、大きく変えることが必要だ。

今の文科省には、任せておけないと思うのだが…。

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