考えたこと2

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4人に1人が75歳以上
2060年というともう今の高齢者はほとんどいなくなっているが、その時の人口の年齢分布は今よりもさらに高齢化するらしい。
75歳以上の人口が全体の27%になるという。
4人に1人が75歳以上という時代だ。

うちの次男にそれをいうと、自分はそのとき70歳になっていなくて、まだ働いているだろう、とのこと。
なるほど、次男はまだ後期高齢者にはなっていないということか。
それならあり得るシナリオだ。

しかし、このまま何もせずにそういう時代を迎えるのか、それとも何かを変えるのか、よく考えないといけない。
政府は若い人たちに子どもを持ってもらおうとしているが、多くの政治家はそれを真剣に考えてはいない。
自分たちはもういないし、それをやると高齢者の票を失って選挙に落ちるからだ。
とても合理的な行動だ。

維新の会が言っている、憲法改正案の教育無償化というのはいいと思う。
費用の問題があるから、子どもが増えないという面もあるからだ。
高校までの完全無償化ということだが、本当に少子化対策をするにはそれは最低限やらないといけないのではないか。
もちろん、今の教育そのままでいいとは思わないが、教育にかかる費用は国費で賄えばいい。
小中学生の貧困が問題になっている現在、憲法で保証された「教育を受ける権利」を保証する意味でも、社会保障を削ってでもやるべきだ。
そうやって、若い人たちにも税金を還元しよう。

そういう考えがこれからの日本をよくすると思う。
社会保障も大事だが、それを曲がりなりにも維持していくためには、働いている人たちやこれから働く人たちに手厚くして、その人たちを増やさないとダメだ。

今の日本の形はこれから変わらざるを得ないと思う。
それは憲法に盛り込むべきことだろう。
戦後70年で一度も憲法を見直していないのはオカシイ。
変えるべきところは変えないといけないと思う。

そんなことはみんなわかっているはずだ。
それでも、高齢者の声が大きく、なかなかそちらには舵は切れない。

この国にはまともな政治家が少なすぎるのではないか…。


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