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2009.06.06 Saturday
試験のこと
一生涯で試験を何度くらい受けるんだろうか。
学校のテストは別として、ぼくは英語検定の試験を4級、3級、2級を学生時代にうけた。 準1級はたしか前に書いたが、3回目で通った記憶がある。 これは会社に入ってからだ。 いつも会社に通ってくる本屋のおじさんが、今度準1級ができた、というので話のネタにうけてみた。 1回目はとにかく、女性ばかりだった。 40人くらい入る部屋に男は2〜3人。 化粧の匂いがプンプンしているような部屋で受けた。 試験は散々だったが、これはこれで値打ちがある、とヘンな納得をして帰った覚えがある。 それに味をしめて、2回目に挑戦。 やっぱり女性ばかりだったが、前日の夜更かしがたたって、試験中に寝てしまい、時間が足りなかった。 夜更かしして、英語の字幕の映画をみて、耳を鍛えようとしたのが間違いだった。 3回目はまぐれで合格。 リスニングの問題がギターの話だった。 英検1級はとてもムリなので、通訳ガイドの試験を受けた。 かなり本気で、京田辺の同志社大学まで受けにいった。 もちろん、散々な結果。 でも、これはいつかは取りたいと思っている。 運転免許の試験もあった。 原付を18の時にとって、普通免許を22の時にとった。 それと、初級シスアドの試験。 三十代で取ったと思う。 パソコン関係の雑誌をずっと買っていて、計算したら数十万円分になる、と気づき、もったいないという気持ちで受けた。 こちらは関学で受けたが、エクセルの関数の問題がややこしくて、久しぶりに頭を使った試験だった。 それから40代になって、上級シスアドを受けた。 これは神戸の予備校であった。 問題集も買わず、ネットでどんなことをやる、ということだけで受け、落ちた。 ITを使った事例の論文には自信があったのだが、ダメだった。 今はシスアドというのは無くなって、ITパスポートという試験になった。 もう受けるつもりはない。 そんなもんかな…。 ほとんどは自己啓発ということになる。 それにしても、多くのテストがマークシートになって久しい。 知識を問う試験ならマークシートでもいいが、考え方を問う試験なら、マークシートではダメだろう。 感性を問う試験だって、そうだ。 知識と考え方、感性は違うものだ。 知識しか問わなくなって、日本の教育はダメになったのではないか。 考え方や感性はマークシートでは測れない。 それは、知性を否定し、知識偏重の世の中を作る。 だから、世界史は覚えることが多いから、勉強するのが損ということになった。 勉強に損も得もない。 早くマークシートをやめないと、日本中ダメになるぞ。 書き出しが結論と違ってしまったが、まあいいか…。 |
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