考えたこと2

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尾崎豊
近頃、auの宣伝で尾崎豊の曲がかかっている。
80年代のシンガー。
事故死のような事だった。
そんなにカリスマ性があったのかな…、という感じ。
十代でデビューして、何となく不満を持っていた若者の心を捉えた(らしい)。

ぼくはもう就職していたが、なんだか葬式がすごい騒ぎになっている、というニュースを見た覚えがある。
へ−、そんなに人気があったのかと思った。

80年代後半の音楽を知らないわけではないのだが、尾崎豊については全く知らない。
50代で尾崎豊に思い入れのある人がどれくらいいるのだろうか?
そんなにいないと思う。

うちの弟はぼくより5歳下だが、尾崎豊を聞いていた。

ぼくらは、もう子供ではなかったということだろう。

Wikipediaには、尾崎豊は「愛や夢を追い求め、学校や社会の不条理に立ち向かう少年の心の叫びのようなその歌の世界が若者の共感を呼」んだと書いてあった。
微妙に大人になっていたぼくらは、尾崎豊には反応しなかった。
そんなに社会が居心地が悪いと思わなかったのだ。
流行りだした時期が1985年くらい。ぼくらが30歳手前の年。

学校が荒れて、どうしようもなかった時期と重なっているのかな。

昭和ヒトケタジュニアであるぼくは、働くことが当たり前だと思い、先生の言うことを聞くのは当たり前だと思っていた。
そういう価値観が親から来ているのだ。
団塊の世代が暴れ回ると、おとなしくなるのを見てきた反動もあったかもしれない。
反抗期はあったが、それは一時のものだった。

本当に、今から思えば、天国のような時代。
明日は明るく、希望があった。
きっと今日よりも明日は豊かになる、そんな空気が世間に流れていた。
30代になる前、とにかく、仕事をしていた。

何が言いたかったのか、よく分からないが…、そんな時代を過ごしてきた。

そういうことだ。


| | 考えたこと | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
もうはや
6月になった。

早いものだ。もう蚊が出てきた。
年をとると、代謝が悪いのか、あまり刺されない。
蚊も若い人の方がいいらしい。

でも、ずいぶん減ったと思う。
ぼくが小学校の頃は、道端にミゾがあって、その中にボウフラがたくさんいた。
あれが全部蚊になったとしたら、すごい量だ。
近頃はボウフラを見ることもない。
そんな水たまりがなくなった。

6月といえば、梅雨。
まだ梅雨入りの宣言は出ないが、ぼちぼちだろう。
これも、昔に比べて雨の量が減ったと思う。
来る日も来る日も雨という感じだったが、最近は梅雨も短いような気がする。

だんだん熱帯化しているんだろう。

そういえば、北極の氷が溶けて、船が通れるようになったらしい。
日本を出て、北米やヨーロッパに行くのは、北極ルートが最短だ。
今話題のソマリアのルートは通らなくてよい。
でも、年中通れるようになったら、その時はかなり温暖化が進んで、日本の面積がだいぶ減っているだろう。
北極航路は温暖化のメリット(というのもおかしいが)だろう。

果たして温暖化を食い止めることはできるのだろうか。
そもそも温暖化が起こっているのか?という問題はあるが、それはさておいて、温暖化が起こっているとすると、産業革命以降の人間の活動が大きく影響しているはず。
そうなると、約200年の活動の影響だろうから、ものの道理でいうと、200年かけて起こしたものは、200年かけて戻さないといけない…ということになる。

そんな時間が残っているのだろうか。

自分が2200年まで生きているわけはないが、息子たちは2050年くらいまで生きて、孫は2100年くらいまで生きて、その孫の子は2150年くらいまで生きて、その孫の孫は2200年くらいまで生きる計算だ。

孫の孫の世代が死ぬ頃には、地球の温度はどうなっているだろうか。

科学の進歩がそれを止めることができるのだろうか。

そもそも、人類が生きているだろうか。

疑問はつきない。

結局、ぼくらは一番いい時代を生きているのかもしれないなあ…。



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