考えたこと2

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アマゾンのオススメ
この頃よくアマゾンで本を買う。
文庫本など、ほしい本がなかったり、作家の検索をして探したりして、何冊かたまったら買う。
1500円を超えると、送料が無料になるからだ。

これを何度か繰り返しているうちに、メールが来るようになる。
○○を買ったお客様にお勧め…というようなタイトル。
それを開くと、なるほど、ぼくの興味がわかっている本だ。

ある作家の本を注文すると、過去にその本を買った人が次にどんな本を買っているかを見て、勧めてくる。
誰が、何を買ったか、というのをデーターベースにしているのだ。
データーベースといっても、ユーザーが自分で打ち込んで送ってくるのだから、入力の手間はない。
コンピューターの仕組みをうまいこと使えばいいだけだ。

また、Webのページにあなたへのオススメというのが出てくる。

例えば、「実践行動経済学」という本をチェックすると(買うわけではない)、それを覚えていて、「人は勘定よりも感情で決める」「みんなの意見は案外正しい」というような本がオススメされる。
よくできたシステムだと思う。
人手もかけずに、みごとにオススメの本を出す。

もちろん、本以外のものを買うと、それもオススメするのだろう。

でも、本というのは、系統立てて分類しやすく、好みが出やすいジャンルだ。
だから、当たる確率も高いのだろう。

ある作家のシリーズを1巻から5巻まで買うと、6巻目が出たらメールでオススメしてくれる。
親切である。

こんなふうにして、ネットの通販は伸びているのだろう。

考えた人はエライ。


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