考えたこと2

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日本のアニメ
ぼくは日本のアニメが好きだ。
ジブリも好きだし、その他のアニメもいいと思う。
このブログでも、良かったものは書いてきた。

これだけはハリウッドには真似できないと思う。
すでにハリウッドは3Dの方向に行っている。
ピクサーなどのアニメは完全に3D化されて、質感も高いし、現実と見間違うものもある。
この分野は彼らが強いだろう。

でも、2次元のアニメは日本が強い。
マンガの文化が違う。
スパイダーマンやバットマンなどのアメリカのコミックス(アメコミ)など、3D特撮の実写映画で甦ったが、やはり「戦い」がメインだ。

日本アニメは、何気ない日常を叙情的に描き、感動を与えたり、現実にはあり得ないストーリーを自然に描いたり、そういうのが伝統的に得意なんだと思う。
短編でも、長編でも、そういうところで見せる作品も多い。

そう思っていたら、日経によると、動画配信大手のネットフリックスが日本のアニメ制作会社5社と包括提携して、オリジナルアニメの制作体制を整えたとのこと。
ディズニーに対抗できる、日本のアニメがある意味で認められたということだ。

これが2017年に2兆円を超えた規模の、アニメ業界を活性化させてくれる方向に働いてほしいと思う。
2019年のアニメーターの平均年収は440万円で1ヶ月の休日は5.4日とのこと。
これでは、本人のやる気におんぶしているだけだ。
もっといい人材が続けられるような体制にならないと。

大人も楽しめる2Dアニメをもっと世界に広げてほしい。
今や家電製品などよりも、世界での存在感が大きくなってきつつある日本のアニメ。

以前記事を書いたが、文科省の「クールジャパン」などの役所の宣伝などはあてにせず、本当の意味でクールになってほしいと願う。
役所のお金は肝心な人のところには行かず、周辺のどうでもいい天下りなどのところに行ってしまって、どうしようもない。
失敗のオンパレードだ。
結局、最初から食い物にするつもりだったのだろう。
もっと民間にやらさないと…。

本気で頑張っている人が報われるべきだ。
「なつぞら」の主人公のように。



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