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2019.06.22 Saturday
日本のアニメ
ぼくは日本のアニメが好きだ。
ジブリも好きだし、その他のアニメもいいと思う。 このブログでも、良かったものは書いてきた。 これだけはハリウッドには真似できないと思う。 すでにハリウッドは3Dの方向に行っている。 ピクサーなどのアニメは完全に3D化されて、質感も高いし、現実と見間違うものもある。 この分野は彼らが強いだろう。 でも、2次元のアニメは日本が強い。 マンガの文化が違う。 スパイダーマンやバットマンなどのアメリカのコミックス(アメコミ)など、3D特撮の実写映画で甦ったが、やはり「戦い」がメインだ。 日本アニメは、何気ない日常を叙情的に描き、感動を与えたり、現実にはあり得ないストーリーを自然に描いたり、そういうのが伝統的に得意なんだと思う。 短編でも、長編でも、そういうところで見せる作品も多い。 そう思っていたら、日経によると、動画配信大手のネットフリックスが日本のアニメ制作会社5社と包括提携して、オリジナルアニメの制作体制を整えたとのこと。 ディズニーに対抗できる、日本のアニメがある意味で認められたということだ。 これが2017年に2兆円を超えた規模の、アニメ業界を活性化させてくれる方向に働いてほしいと思う。 2019年のアニメーターの平均年収は440万円で1ヶ月の休日は5.4日とのこと。 これでは、本人のやる気におんぶしているだけだ。 もっといい人材が続けられるような体制にならないと。 大人も楽しめる2Dアニメをもっと世界に広げてほしい。 今や家電製品などよりも、世界での存在感が大きくなってきつつある日本のアニメ。 以前記事を書いたが、文科省の「クールジャパン」などの役所の宣伝などはあてにせず、本当の意味でクールになってほしいと願う。 役所のお金は肝心な人のところには行かず、周辺のどうでもいい天下りなどのところに行ってしまって、どうしようもない。 失敗のオンパレードだ。 結局、最初から食い物にするつもりだったのだろう。 もっと民間にやらさないと…。 本気で頑張っている人が報われるべきだ。 「なつぞら」の主人公のように。 |
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