考えたこと2

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日本のセンセイ
2月に「日本の教員、真の「専門職」への道のりはまだ遠い」という記事を読んだ。

この記事に書かれているように、日本の教員の専門性はそれほど高くないと思う。
それにはいろいろ原因はあるが、一つは雑務が多いことがある。
この記事でも書いてある。

「教員というと、教えることの専門職というイメージがありますが、日本の教員は事務作業や教材費徴収、さらには部活指導といった、授業以外の業務も多く担わされています。」

海外と比べると日本の教員は圧倒的に雑務が多く、クラブ活動の指導などもやっている。
そこはこないだ書いたように、文科省の指導も入り、負担を軽くするような方策が出された。
それでも、まだまだ道は遠い。

一方で生徒にわからないところを聞かれて「塾で教えてもらえ」というような先生もいる。
授業以外はボランティアだと思っているのだ。

小中学校には事務員が少ない。
何度も書くが、ぼくはもっと事務を入れるべきだと思う。
それも、社会人経験者で保護者の対応や、教員の間違った行動をちゃんと指摘できる人だ。

今の学校には、先生以外の人が少なすぎる。
文科省は学校に専門職を入れようとしているが、必要なのは専門職ではなく、幅広い常識を持った人だと思う。
時々教育関係で問題を起こし、記者会見などを見たり、その関連記事を見ていると、今の教育委員会を含む関係者たちの感覚がオカシイと思うことが多い。
いじめの問題にしても、世間の常識から外れていると思う。

だから、現場にまともな社会人を入れる必要があると思う。
そういう人が、保護者やいじめの問題に対応するほうが、世間の感覚に近い。

そして、事務処理をやれば、教員も雑務の一部から解放される。

ぼくは学校に必要なのは、社会の常識だと思う。
だから、社会人経験者が必要だ。

本当にそう思う。


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