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2017.04.17 Monday
ニール・セダカ
ニール・セダカというと、ぼくが洋楽を聞き始めるちょっと前に「恋の日記」や「オー・キャロル」「素敵な16歳」が流行っていた。
アメリカン・ポップスの歌手だ。 もう78歳だが、ホームページを見ると元気でまだ歌っている様子。 キーが高くて、きれいなボーカル。 ピアノを弾きながら歌うところはYou Tubeでも見られる。 ずっと馴染みがなかったが、最近昔のポップスを入れたCDの宣伝番組で聞いて、いい曲だなあと思ったのが"Laughter in the rain"という曲。 ピアノのイントロ、ストリングスが絡んで、リフレインのコーラスの転調が印象的。 1974年にビルボードでトップになっている。 この曲はWikipediaによると、外来の音楽がもてはやされ、自分が売れなくなった時のことを歌ったもの、と書いてある。 たしかに、シングルのディスコグラフィーを見ると1962年から72年まで飛んでいる。 出しても売れない時期が続いたんだろう。 ぼくは中学に入って洋楽を聞き始めた。 友だちに入れてもらったカセットで、キングストン・トリオやブラザーズ・フォアなんかを聞いた。 最初に買ったシングルレコードは、アンディ・ウイリアムズだったと思う。 中学生の小遣いでは、アルバムはそんなに買えなかった。 フィフス・ディメンションは中3の時に買った覚えがある。 レット・イット・ビーの映画を、近所の3本立ての映画館で見た。 あれは高校に入ってからだった。 キャロル・キング、ビートルズ、サイモンとガーファンクル、ジェイムス・テイラーなどが高校時代にアルバムを買ったミュージシャン。 まだまだFMラジオで洋楽のベスト10をやっていた頃。 エアチェックもしたなあ。 その頃、日本ではあまり流行らなかったのが、ニール・セダカだったんだと思う。 名前は聞いたことがあったが、曲の記憶はなかった。 日本語の題は「雨に微笑みを」。 雨の中に濡れているけど、雨は好きだと歌う。 ラブソングに仕立ててはいるが、この曲の経緯を見ると「なるほどなあ」と思う。 もう78歳、でもまだ78歳。 “The Immigrant”という曲も作っている。 この人も移民だ。 今でもいい顔をしている。 いつまでも元気で歌ってほしい。 |
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