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2017.04.13 Thursday
山下達郎 その3
山下達郎という題で2回書いていた。
最初はデビューアルバムのこと、2回目は彼の曲が演歌に聞こえたということを書いた。 今日は3回目になる。 久しぶりに下宿から帰ってきた次男が、山下達郎のベスト盤を聞いていた。 次男の年代なら、初期の山下達郎は懐メロに相当する。 生まれる20年くらい前だからだ。 ぼくなら、戦前の歌に相当する。 しかし、70年代以降はあまり懐メロという感じではない。 レコーディングの技術が進み、音も今と変わらない。 楽器も今と同じだ。 あの時代から、そんなに進歩はしていないからだ。 前に書いたように、ぼくはデビュー当時の達郎がベストだと思っている。 単身アメリカに渡り、東海岸と西海岸で片面ずつ録音したLP。 あの頃の曲がベスト。 その後、吉田美奈子の詩とコーラスで出したレコードもよかった。 Let's dance babyはよく聞いた。 トップノートが半音ずつ下がっていくギターのカッティングは、達郎の十八番だ。 次男に聞いても、その当時の曲がいいという。 ぼくが20代の前半。 あの頃の最先端の音だった。 今はあまり流行っていないが、ベースも当時チョッパーとか、スラップとか言われていた弾き方。 みんなやっていた。 懐かしい音だ。 久しぶりに聞いたが、やっぱり70年代から80年代前半の達郎はいい。 聞くと、若い頃を思い出す。 青春の音楽だった。 |
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