考えたこと2

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ロボット化
日本人はアトムの影響でロボットというと人間型を想像するが、そうではない分野でロボットが進出している。

場所はホテルだ。
ホテルで部屋まで荷物を持っていってくれるロボットができたらしい。
アメリカの会社が作って、日本国内で展開する。

フロントでチェックインしたら、そのロボットの収納スペースに荷物を入れる。
すると、部屋まで持っていってくれるらしい。
エレベーターを使って階を移動し、自動的に部屋まで行く。
人間はついていけばいい。

自動搬送のロボットは日本でもたくさんある。
ただし、工業用だ。
工場の中を走り回っている。
重くて人間が持つにはシンドイものも、自動搬送のクルマの上に置けば持っていける。

技術的にはホテルでもできるんだろう。
ただ、エレベーターとの連動とかがネックになるだろうが…。
それでも、ホテルで使うことを想定して開発をするなら、きっとできると思う。

日本のホテルでは、おもてなしというところもあって、それをロボットでやるという発想がないんだろう。
だから、フロントも含めてロボット化しているホテルは「変なホテル」という名前。
ただ、あのホテルは最初からそういうことを考えて作っている。
既存のホテルでも使えるようにした、というところが大きいんだと思う。

アメリカではヒルトンやマリオットというところを中心に導入が始まっているとのこと。
ホテルの部屋に注文を届けることもやるらしい。

いよいよ、ロボティクスの時代が来た。
充電電池の発達、充電方式の多様化、インターネットやクラウドというインフラ、CCDという機械の眼、モーターの控率UPなどの環境が整ったからこそ、出来ることだ。

それらの要素技術は日本にも揃っている。

人手不足で困っている日本だから、こういうのはどんどん取り入れるべきだ。

そうすれば、人が減ってもおもてなしはできるぞ。

| | 考えたこと | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
世の中は不平等
学校にいると、全ては公平に、平等にという考え方に染まる。
調べたら、2011年に一度記事を書いていた。

人は生まれながらにして平等だ、というのが今の考え。
基本的人権の一つになって、憲法でも「すべての国民は、個人として尊重される」と定められ、国民は平等にあつかわれることを保障されている。」とある。
法律上も、男女の上でも、政治上も平等を保証されている。

もちろん、結果の平等が保証されているわけではない。
「扱い」が平等になっているという意味だ。
何か特定の恣意的な理由で、扱いが変わることはない、ということだろう。

だから、世の中は不平等だ。
会社の中まで平等にはならない。だから、うまいことやれば、出世もできる。
情実もあるし、コネもある。ゴマすりもいるし、派閥もある。
それは当たり前だ。

だからといって、法律に違反したら捕まるし、お金を払えば罪が軽くなるということもない。
それが平等ということだ。

近代社会は、世の中が不平等であるからこそ、政治の上で平等に扱うことを保証した。
それが法治国家というものだと思う。

しかし、できるだけ機会は平等にというのが今の考えではある。
だからこそ、貧しい人も豊かな人も同等に教育が受けられるようにしている。
だから義務教育は大事なのだ。

世の中が不平等になる原因の一つは、教育制度が崩れることだろう。
お金の有無で教育に差がつくこと、これが一番の不平等になる。

明治維新以降の日本が成長を遂げてきたのも、公教育が充実していたからだ。

文科省という役所も、ぼちぼちこのことを真剣に考えたほうがいい。
以前知り合いの孫娘が中学の先生にわからないことを聞きに行って、そんなことは塾で聞けと言われた事を書いた。
先生の質の低下について、もっと考えるべきだ。

一時が万事という言葉もある。
学校で平等を教えるのはいいが、そのためにはもっと教育を頑張らないといけないのだ。

天下りなどしている場合ではないぞ。


| | 考えたこと | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) |