考えたこと2

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追悼チャック・ベリー
ぼくらの年代で洋楽に興味があれば、必ず知っていると言っていい「ジョニー・B・グッド」という曲がある。
サビの、「Go Go, Go Jonny Jonny. B. Goode, Go Jonny Jonny. B. Goode Jonny. B. Goode」という下りは調子がよくて、口ずさむ。

これを作ったのが、チャック・ベリー。
多くのミュージシャンにカバーされているし、その奏法は影響を与えた。
宇宙船ボイジャーにもロックの代表曲として積まれたとのこと。
宇宙人があの曲を聞いたらどう思うだろうか。

長い手と足を使って、ギターを低い位置で持ち、ギターのネックをつかむようにして握るスタイルでリズムに乗って歌いながら弾く。
膝を折って、片足を上げ、ステージの上を左右に動く姿は独特だった。
カッコイイとみんなが思った。
「ベートーベンをぶっ飛ばせ!(Roll over Beethoven)」という曲も有名。
この曲でベートーベンの英語の綴りを覚えた。

いろんなミュージシャンがフェイスブックのタイムラインに追悼の投稿を載せている。
ポール・サイモンも”I would say no songwriter influenced my generation to a greater degree than Chuck Berry.(ぼくらの世代のソングライターに、チャック・ベリーほど影響を与えた人はいないだろう)”と言っている。

ロックンロールの新しい時代を作ったのが彼だ。
だからこそ、バック・トゥ・ザ・フューチャーの中で、マイケル・J・フォックスがパロディにしてこの曲を弾いてみせた。
ヒューストンにある、ロックの殿堂にも入っていた。

あの、イントロを聞くと、自然とリズムに乗って身体が動き出す。
まだディストーションというようなエフェクツがなく、アンプのセッティングだけでやっていたと思う。
ぼくがギターを弾き始めた頃、すでに偉大なギタリストだった。

後世のギタリストたちにも影響を与えたレジェンド。

ロックンロールの創始者が一人この世を去った。

合掌。

| | 考えたこと | 19:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
堀北真希の引退
堀北真希というと、「オールウェイズ三丁目の夕日」で集団就職で自動車整備工場に青森から出てきた役が印象に残っている。
あの役は素朴で、いかにもという感じがよかった。

朝ドラの主演もやった。
医者の役だったが、あれも上手だったと思う。
若手というよりは、中堅という感じだと思うが、演技力も評価されていて、人気もあったはず。

しかし、今回出産して芸能界を引退するという。
若い俳優はあまり知らないが、彼女はもったいないと思う。
それでも、決めたことだから、仕方がないが…。

女優として生きるよりも、家庭に入って生きることを選ぶというのも1つの価値観。
そういうしっかりした価値観を持っている人が、魅力のある役ができるという言い方もできる。
山口百恵も存在感のある歌手だった。

「惜しまれて去る」というのが彼女の理想だったのかもしれない。
色々な女優が年をとっても活躍している。
しかし、若い頃の作品を超えるのは難しい。
どうしても、若い頃の自分がついて回る。
そこは男優と違うところかもしれない。

あんまりそれを言うと、女性を差別していると言われそうだが、ある意味真実だと思う。

それもあって、早くに引退の道を選んだのかもしれない。
いずれにしたって、彼女の代表作は「三丁目の夕日」シリーズの「六ちゃん」だ。

あの役は、本当によかった。

渥美清がまだまだ若かったら、きっとマドンナもやっていただろう。
見たかったなあ…。

とりあえず、ご苦労さま。


| | 考えたこと | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) |