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2014.02.15 Saturday
回転寿司
初めて回転寿司に行ったのは大学の時。
下宿の近所に元禄寿司という店ができて、回転寿司というものを生まれて初めて見た。 1977年くらいだったと思う。 あの当時から、一皿100円だったような気がする。 しかし、最近の回転寿司はだいぶ様変わりした。 店も大きくなったし、当時のようにコンベアの中に人がいて、寿司を握ったりしていない。 寿司を作るところは奥の壁で見えない。 ロボットが握っているのだろう。 軍艦と称する巻物もある。これは当時はなかったと思う。 昨日行った店では、サラダ、コーン、まぐろたたき、シーフードサラダ、いくら、うに、まぐたく、やまかけ、いかおくら、納豆軍艦、納豆おろし軍艦、海老サラダ、牛しぐれ煮などがあった。 これもロボットで作る事ができる。 カウンターに座ると目の前がコンベア。 その上に厨房とつながった直線のレールがある。 座ってタッチパネルの画面で注文すれば、厨房から直行で寿司が来る。 昨日のような平日なら、あまり多くの寿司は回転していない。 回転ルートが長く、客が少なく、乾いてしまうからだ。 平日の夜は直線のレールが多用される。 こうすれば、忙しいときも、暇なときも対応できる。 店によってはうどんや丼物もあって、注文できる。 もちろん、ビールや日本酒も置いている。 お茶も粉末を湯飲みに入れて、席でお湯を入れて飲むことができる。 中には皿を回収するところまで付いている店もある。 店員が数えなくてもいいのだ。 これは究極の外食のオートメーションだ。 厨房に何人いるのかわからないが、平日はフロアはレジ1名とアルバイト数名で回しているのだと思う。 回転寿司チェーン一店当たりの平均的な正社員数は、1人〜2人だろう。 後はパート、バイトで回していると思う。 考えてみると、結構安い値段でたくさん食べられる。 今は海外にも回転寿司の店舗ができているらしい。 「和食」が世界遺産になったらしいが、それにも回転寿司が寄与しているかもしれない。 エライものだ。 |
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