考えたこと2

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何が当たり前か
ギターを習っていて、教えている。
両方やって、初めて気づくことがある。

当たり前というか、無意識にやっていることは、意識していないから教えることもできないということだ。
もちろん、それを指摘されれば、どうやっているのかを説明して教えることができる。
でも、そう言われなければ教えよと思えないのだろう。

コードのストリークで、ある程度ギターが弾けるようになると、一人で演奏するときにはギターの低音側と、高音側の弾き分けるようになる。
ぼくの場合はそういうのを教えてくれるような場所がなかったので、自然とそうやってきた。
常にストロークで、均等にギターを弾くのはオシャレではないのだ。
それはずっと無意識にやってきた。
当たり前だったのだ。

こないだ、教室で課題曲をやっていたら、それを意識した。

一応弾き語り教室なので、ギター1本でメリハリをつけないといけない。
1曲通して、同じように弾いてしまうと、一本調子になる。
それをできるだけ避けないと、聞いていて飽きる。

だから、弾き方を途中で変えたり、アクセントをつけるようにしよう、と言っている。
リズムを、ずっと1小節8部音符で弾くのではなく、途中で全音符にしたり、4部音符にしたりという工夫をするのだ。

その一環で、同じように弾いていても、高音側を強調したり、低音側を強調したり、弾き分けをするというのが、無意識にやっていたことだ。
それで、リズムのビート感を出す。

そういうふうに弾いてくださいというと、それはなかなか難しいことのようだった。
そんなに難しいのかと思うが、本人が言っているから、きっとそうなのだろう。

もう何十年もやっていると、自然にやってしまうことが増える。
それを意識するのが難しい。

そうやって、当たり前を増やしていくことが、上達への道なのだと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

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