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2024.11.17 Sunday
音楽ビジネスの未来
AIの作った80年代のJ-Popのチャンネルをいくつか登録したら、関連のオススメでいくらでも出てくる。
曲を考えなくても、歌詞も、メロディも、アレンジもAIがやってくれるのだから、量産できる。 AIは膨大な曲や詩を24時間学習して、休みも要らない。 学習データさえちゃんと作れば、あとは指示するだけ。 幸い、学習するべき曲はネット上にあふれている。 そのうち、本当にAIが作った曲がヒットチャートに入るかもしれない。 そうなると、誰が栄誉を与えられるのだろうか。 ちょうど自動運転で事故を起こした時に、誰が責任を取るのかということの裏返し。 AIには感情はないが、栄誉にはお金が、罪には罰がついてまわる。 中国やアメリカでは自動運転のタクシーもぼちぼち動いているという。 人身事故を起こしたら、どうするのだろう。 法律は決まっているのだろうか。 音楽ビジネスについては、AIのために何を学習して、どう指示を与えたかというのが問題になるのだろう。 でも、それを明らかにしたら、学習元の音楽を作った人たちはどうするのだろうか。 また、そうなると、全く音楽制作を知らない人でも、音楽を生み出すことができるようになるかもしれない。 歌詞はナントカ風で、メロディはナントカ風で…、という具合。 実際、AIが作る日本の80年代のJ-popは聞いたらそんなふうになっている。 本当に近い将来、こういう曲がTiktokあたりでブレイクして、配信数1位になるかもしれない。 そうなったら、音楽ビジネスはどうなっていくんだろう。 |
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