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2023.09.19 Tuesday
四十九日法要
昨日は1週間遅れで母の四十九日の法要。
コルセットをして、膝にサポーターをつけて車に乗って葬儀のときに来てくれたお寺に行った。 お寺に行くほうがお布施が安い。 住職が対応してくれたのだが、この人は本山でもトップクラスの布教者だという。 本山から派遣されて、年間100日くらいはいろんなところを回っているらしい。 この寺は、けっこう本堂が立派なのだが、御本尊を修復しないといけない。 それに800万円ほどかかるとのことで、それを集めるというのも自身のミッションなのだろう。 法要の焼香の横に賽銭箱も置いてあった。 こんなの初めてだった。 布教が専門ということで、お経はやはり下手だ。 読み慣れていないのだろう。 読経の声ではないという感じ。 今後はどうしようかなと思う。 ぼくの代までは、一応仏事はやってもいいかなと思う。 数少ない親戚(といっても弟の家族のみだが)が集まるきっかけのようなものだ。 だから、1周忌もやろうと思う。 アマゾンで買った小さな仏壇が父母の住処になる。 不本意かもしれないが、時代の流れと割り切ってもらおう。 問題は墓だ。 霊園に墓があるのだが、ここに母の遺骨を入れるか、それとも墓じまいしてどこか行きやすいところに永代供養するか…。 母は父が建てた墓に詣っていたし、母も入りたいと思っていたとも思う。 父は広島まで行って、戦死した父の父の墓から土を持って帰って、神戸に墓を建てた。 幼くして亡くなった父の弟と母も入っている。 そこに入るべく、たしか赤い字で母の名前もあったような気がする。 母は古典が好きで、仏教のこともよく知っていた。 あの世を信じていたとは思わないが、そういう思想が現世で生きるためには必要だくらいは思っていたと思う。 昨日来た83歳の母の妹は、あの世に行ったら会いたい人がたくさんいて、話がしたいと言っていた。 そういうことを思うことで、死ぬ楽しみができるということだ。 話がそれた。 うちの息子たちは東京であまり帰ってきそうにないし、あんなところに墓があったらおそらく賃借料を払わずに処分されそうな気がするから、今のうちに何とかしたいと思う。 もうしばらくは遺骨は仏壇の中に入れておいて、どうするか考えよう。 |
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