考えたこと2

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席を譲られる
こないだバスで生まれて始めて席を譲られた。
松葉杖をついて乗っていたから、譲ってくれたのだろう。
50代くらいの女性だった。
「いいです」と言って断ったのだが、座っている人にしたら、目の前に松葉杖で立たれたら譲らざるを得ない。
短い時間だから、立っていれるのに、気の毒なことをしたと思う。

脊柱菅狭窄症になって、優先座席に座ることにも慣れたが、席を譲られることはなかった。
でも、膝を痛めて松葉杖を使い始めたから、だいぶ印象は変わったのだろう。

強がってみても、所詮は年を取っているのだから仕方ない。
若い人たちに世話になって生きる場面が増えてくるのだ。
そうでなくても、年金をもらっていること自体が、若い人たちの大きな負担になっている。
ぼくらの若い頃は10人で1人を支えていたが、今や3人で1人支えなければいけない。
そんな制度を維持している事自体が、迷惑だろう。

本来なら高度成長からバブル崩壊を経て低成長の時代に入り、そのケリを付けないといけないのだ。
そうしないと、この国は疲弊する一方だ。

寿命が伸びたということは不健康寿命も伸びている。
その期間は寝たきりだったり、薬漬けだったりして、それで儲けているのは医療介護の業界だけだ。
こんなことをしていていいのだろうか。

もっと疑問の声が上がってもいいのに、全く出ない。

これでは年をとると生きるのが嫌になってくる。

席を譲られて、そんなことを考えた。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0) |

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