考えたこと2 | ノーマスクは大変

2022.09.20 Tuesday

ノーマスクは大変

日本医師会の会長が「日本ではマスクを外す日は来ない」などと言っているが、諸外国ではもうノーマスク。
エリザベス女王の葬儀に出席した天皇も、周りがマスクを外していたが、マスク着用で移動だ。
もちろん、したい人はしたらいいのだが…。
宮内庁から言われているのだろう。
きっと他の出席者からは奇異の目で見られたと思う。

日本は規則もなく自主的にマスク社会になったので、外そうにも外せない。
誰かが正式に「もう基本的にノーマスク」と宣言するしかないと思う。
その役割は総理大臣だろう。
それが岸田だからどうしようもない。

ツイッターで、学校に対して息子のノーマスク宣言をした、という親のツイートが出ていた。
もともと学校など若い人たちは感染ってもほとんど重症化などしないので、外せばいいと思う。
いろんな研究結果などがあり、研究者のなかには百害あって一利なしという人もいるのだ。
重症化しないけど、うつしたらどうするのか、という人がいるが、それはうつされる側が用心するしかない。
心配なら、外出などせず、一緒に生活していても、子どもとは会わなければいい。

厚労省はそれでも、学校で至近距離で話す場合はマスクを推奨と言っている。
この「推奨」というのは責任回避のためだろう。
外してもいいと思うが、何かあったときに文句を言われるのが嫌だから、「推奨」と言ってます、ということだ。

それは、発達上問題があるとか、他の病気を誘発するとかいう意見に対しても、はずしたら怖いという意見に対しても、中途半端な立場を取るためだ。
この役所の態度がある限り、マスクを外せない。
イギリスのように、「全ての規制は撤廃する」という宣言をしないと、やっぱりダメなのだ。
もちろん、ちゃんと「規制」という形でやっているから、それを辞められるのだが…。

ツイートの中で、学校の先生方がマスクを強要することで、いじめや差別を助長する恐れがある、と書かれているが、全くそのとおりだと思う。
学校のいじめや差別についての感度の低さが現れている。
そういう世間の同調圧力が、第2次対戦開戦を推進したのだ。

「マスク1つで感染対策だと胸を張り、素顔を蔑む世界は異常」というのは欧米など諸外国の基本的な考え方だろう。
そもそも、エアロゾル感染が肯定された時点で、マスクの効用などあまり意味がないのだと思う。
「間違った正義感」そのものだ。

このツイートをした人はエライと思う。
こういう人が多くならないと、日本は変わらない。

以下、晩茶migという方のツイートを転載。
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あるきっかけで本日学校に対してノーマスクを宣言させて頂きました。約一年、学校等さまざまな行政機関に働きかけてきましたが、結局個人で行動するしかないという結論に達しました。ただ十分な根拠がありますので、異論は叩き潰す自信がございます。健康は自己責任です。よろしくお願い致します。

⚠️『叩き…』のくだりはあくまでも、今まで何度も何度も資料をお渡しさせていただき、面談をお願いし、子供が苦しんでいるのを訴えても診断書を提出するまで断り、改善をなさらなかった子供の学校に対してです。誠心誠意尽くしても子供を守る気がおありでないと確信したのでこういうことになりました

１年間、マスクのメリットデメリット、重症化率、国内外のデータ、海外の動向等を調べに調べて、鼻や喉の違和感等の有症状のみマスクすべき。健康体は百害あって一利なしと結論したので、去年９月運動会の縮小(３部制で本番45分以外は授業)をきっかけに学校に働きかけを始めました。

息子のマスク頭痛は酷くなるばかりで、再三学校にお願いするも『ガイドラインに従いマスクをお願いするしかない』、校長に話しても駄目。一旦は絶望するも病院を探し、診断書を取ることでやっと鼻マスクまでは解禁になりました。その間も息子はずっと頭痛と周囲からのマスク警察に苦しんでいました。

個人での働きかけに限界を感じ、平行して同じ考えの保護者さん達とマスクについて行政や市県の教委に伺ったり電話等でも働きかけを続け…ですが現状は変わりません。そんな時、次男が苦しくてマスクを外したところ普段から鼻マスクを注意するお子さんから『マスクするなら喋んな』と言われました。

この事を聞き、1年前から私が続けてきた、医療的側面からの学校との対話はほぼ意味がなかったことを悟りました。周りからの根拠ない注意をこのまま放置するようではいくら私からの知識はあっても息子達は萎縮し、学校生活にも支障を来すと思いました。

そこで、使うのを躊躇っていた、私にとっては最後の手を使うことにしたのです。専門外ですし、いかにも大ごとのような印象があってどうしても言い出せなかった『人権』についてです。

まず①文科省6/20事務連絡p2より、マスクの有無は濃厚接触者の判断には関係ない事。②厚労省に着用は推奨であり任意、最終的に各家庭の判断であることの確認。③アドバイザリーボードR2.2.10資料3より無症状陽性者は感染性が低いこと。④新型コロナウイルス感染症対策の基本体対処方針 (内閣府.R4.7/15)p25より、『本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることのないよう、丁寧に周知する』との記載がある事。これらの事を示し、マスクの着用は各個人や各家庭の判断であることをお伝えしました。

児童や先生が本人に対しマスクの着用について咎めたり指示したりすることは上記のことを無視した行為であり、人権侵害である可能性があること。更にはいじめや差別を助長する恐れがあること。その上で、学校とは本来お友達同士でお互いを尊重し、思いやる心を教えるはずではないでしょうか。マスクを出来ない子もいるし、しない子もいる、相手の考えや気持ちを想像することを教えて欲しいと伝えました。最後に、マスク１つで感染対策だと胸を張り、素顔を蔑む世の中は異常です。尊重する心を忘れ、間違った正義感から外で素顔を注意して子供達が怖い思いをする可能性すらあります。

これまで１年間お出ししてきた資料から、我が家は健康体の子供にマスクは必要なく、体調管理の上有症状時のみマスクをするべきという考えです。息子はもう学校ではマスクはしません。お互いを尊重し、今後一切注意したりすることのないよう、ご指導よろしくお願い致します。と伝えました。