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2022.09.18 Sunday
ワンチャン
最近、学生がよく「ワンチャン」という言葉を使う。
もちろん、イヌのことではない。 ワンチャンは「One chance」の略で「ひょっとしたら」というような意味。 調べてみると、5年前くらいから流行りだしたとのこと。 元は麻雀用語だったという。 ぼくは大学時代にほんのちょっと麻雀をやったことがあるが、そんな言葉は使っていなかった。 ハンチャン(半荘)というのは、言えばワンゲームのこと。 親が1回ずつ回ってくるということだった。 それくらいしか思い当たらない。 ワンチャンの麻雀としての意味は諸説ある。 4枚ある牌のうち3枚が場に捨てられている状態で、残りの1枚にかけて当たり牌を待つこと、ということとか、当たり候補の牌を通せればその後、自分があがれる可能性が高まる事を指していうこととか…。 そんな言い方があったのかと思う。 昭和50年代には使っていなかったのではないか…。 ワンチャンを流行らせたのはYoutuberらしい。 今では文例としてこういうのが上がっている。 好きな子に告白したらワンチャンあると信じて勇気を出す。 人事異動でワンチャン昇進の可能性あるのではと噂されている。 明日もし時間出来て、ワンチャン遊べそうなら連絡して! まあ、意味はだいたいわかる。 One chanceと同じ意味だ。 これに派生して、ツーチャンとか、ノーチャン、フルチャンという言葉もあるらしい。 こちらは聞いたことがないが…。 ツーチャンはワンチャンの倍の可能性があるということだろう。 ノーチャンは文字通りNo chanceで、無理ということ。 フルチャンは反対に絶対いけるということだ。 もちろん、全て和製英語。(No chanceはそう言えば通じるだろう) 新語にしては「ワンチャン」はわかりやすい。 耳につく言葉だが…。 |
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