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2022.07.27 Wednesday
インボイス?
消費税関連でインボイスが話題になっている。
このインボイスというのは、適格請求書という書類のことで、これをもとに取引先が税額控除を受けられるという仕組み。 消費税を導入している国では当たり前のものだ。 でも、課税売上高が1000万円以下の業者は。消費税を取っても、収めずに済んでいたのが事実。 ぶっちゃけた話、消費税はもらうけど、それは収めなくていいという不公平な制度ともいえる。 だから、旧民主党はマニフェストに「インボイス制度を早急に導入することにより、消費者の負担した消費税が適正に国庫に納税されるようにします」と書いていた。 サラリーマンは消費税を払うだけで、益税の恩恵は受けない。 どう考えても不公平だと思うのだが、旧民主党である立憲民主党や国民民主党、共産党はインボイスの導入に反対している。 なぜ反対するのか、意味不明だ。 もともと消費税を8%にしたときに、諸外国でやっているインボイスの導入を検討したはずだが、日本の零細業者などには難しいとして延期した経緯がある。 でも、それから4年経って導入することになったというのが今回。 4年前からわかっていたことなのだ。 ツイッター上で、共産党の政治活動をしている人がこんなことを言っている。 「インボイスの登録を行うと、その人の本名・住所などの個人情報が国税庁サイトに公開されます。 国税庁はすでに、会計ソフト会社がこの情報を使ったシステムを開発中である事を明言していますs。 インボイス制度を中止しなければ、漫画家や俳優など事業主の生活と個人情報を守られません。」 それに対して、元サラリーマンの実業家がこうレスしている。 「何故「サラリーマンの個人情報はどうでも良く、漫画家や俳優の個人情報は守られるべき」なのでしょうか? 「サラリーマンと違って漫画家などの個人事業主はせっかく脱税などがし易くなっているのだから、この特権は守ってやるべき」と言っている様に聞こえますが…。」 もっともだと思う。 日本ではサラリーマンはすべて会社を通じて丸裸の状態。 それが当然なのだ。 「脱税の権利」が正当化される社会はオカシイ。 立憲民主党など、労働組合がバックにいるはずなのに、インボイスに反対という。 信じられない。 いつから日本のリベラルはそんなに不公平を認めるようになったのか。 聞いてみたいものだ。 |
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