考えたこと2

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国連科学委の報告
国連の科学委員会が「福島第一原発事故での放射線被曝を原因とする健康被害は認められない」という発表をした。
記事にはこうある。

同委員会は世界の放射線医学などの専門家が参加しており、500本超の論文や調査を基に報告書をまとめた。報告書では、住民の避難経路などを精査した結果、被曝線量は高くないと推計し、「被曝によるがんなどの健康影響が増加する可能性は低い」と結論づけた。前議長のギリアン・ハース氏は「報告書は最新の知見やデータに基づいている。結論は堅固で将来も大きく変わるとは思われない」と強調した。

一部のマスコミが報道しただけで、あまり大きく取り上げられていない。
国連好きの日本人だが、この話題はマスコミの偏向報道がひどい。
今までも報告書は出ていて、書いたこともあるが、わざと大きく取り上げなかった。

もう一度国連がわざわざ日本に来たのは、エネルギー危機で日本も原発を動かして、ヨーロッパに天然ガスを回せ、ということなのかもしれない。
原発は怖いものというのは、この10年ほどの時間をかけてマスコミから刷り込まれたと言ってもいいと思う。

天然ガスを使った火力発電でもCO2は出る。
それに比べて原発は大気汚染に関してはクリーンだ。

太陽光なら夜は発電できない。
曇りや雨でも効率は落ちる。
そんな不安定な電力を増やせないだろう。

こないだ、その話を学生にしたら、原発は放射能を出しているのではないか?というので、なぜフランスや中国、ロシアなどは原発をじゃんじゃん動かしているのか?と聞いたら答えられなかった。
それなら再エネで作った電気を貯めたらいいというが、そのコストは発電コストの1000倍ほどだから、再エネ業者はそんなことはしない。
当面の技術では昼間作った電気で水を汲み上げておいて、夜はそれを使って水力で発電するくらいしか手はない。
そんな無駄なことをするよりは、原発を動かしたほうがよほどマシ。

そういう説明をして、初めて「そうなんですか」と怪訝な顔をして納得する。
本来ならマスコミがそういう啓蒙をするべきなのだ。
正しい知識を持って初めて民主主義的な議論ができる。
わけのわからない環境原理主義者が多すぎると思う。

正常な原発は放射能はもれないように制御されているし、日本は原発を国内部品だけで作ることが出来る稀有な国なのだ。
この技術ももう伝承されないかもしれないが…。

今の再生可能エネルギーは安定電力ではない。
安く電気を作ることは出来るが、それをバックアップする発電所が必要で、それがなければ停電する。
自然任せで停電が多発してもいいなら、再エネを進めればいいが、今でも電気代の1割以上が再エネのための賦課金だ。
電気代は税金みたいなものだから、みんなが払った賦課金で再エネ業者が儲けているという図式。
東北の震災のドタバタで、そんな法律ができて、再エネ業者がバカみたいにできた。
電力市場を自由化したから、発電会社に「困っているから発電してくれ」と言っても採算が合わないからできない。
結局今の電力不足や停電の危機を招いているのは、再エネを増やしているからなのだ。

国連科学委のメンバーは、東京と福島で住民や学生、科学者らと対話イベントを開くとのこと。
ぜひ、その模様を報道してもらって、過去の嘘を正してもらいたいものだ。

特に、放射能の恐怖を煽ったエセ科学者たちはちゃんと謝罪しろ!


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