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2022.07.15 Friday
一眼レフの終焉
ニコンが一眼レフのカメラの開発をやめた。
キャノンも数年内にやめると言われている。 ニコンの一眼レフは世界でも認められたものだった。 ピューリッツアー賞などの写真家がよく使っていた。 キャノンも双璧だった。 それまでドイツのライカやツァイスなどが有名だったが、日本のカメラメーカーが抜いた。 それからずっと一眼レフというと、日本のメーカーだった。 デジタルカメラが発売されても、やっぱり一眼レフは強かった。 ただ、これほどスマホの性能が上がり、あんなもので写真を撮る時代が来るとは思わなかった。 でも、一眼レフだけはプロの道具として残ると思っていた。 それが、こんな形になるとは…。 カメラ自体の売れ行きはどんどん落ちている。 その中でも、一眼レフの売上はガタ落ちだ。 それに取って代わったのがミラーレス一眼。 ミノルタのカメラ部門を買収したソニーがその先鞭をつけた。 半導体や電池ががどんどん進んで、一眼レフにミラーが要らなくなった。 直接CCDやCMOSといった撮画素子で写真を撮ることで、カメラが小型化できたり、バッテリーの性能が上がって、実用的な枚数を撮れたり出来るようになったのだ。 今や一眼レフよりもミラーレスの方が使い勝手が良くなった。 早めにそちらに切り替えたソニーは、やっぱり賢かったのだろう。 カメラの専業メーカーでなかったことが、決断を早くしたのかもしれない。 というわけで、ニコンの一眼レフの開発は終わる。 カメラ大国としての地位はまだ保っていると思うが、カメラ自体がもう流行らない。 ここでも、行く川の流れは絶えずして…ということだ。 |
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