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2022.07.10 Sunday
暗殺を煽った人たち
安倍氏は集団的自衛権の議論以来、護憲派のいわゆる「リベラル」の人たちや、朝日・毎日などのリベラルメディアから目の敵にされた。
それはどんどんエスカレートして、ツイッターでは「アベシネ」「たたき切る」というような知識人まで現れた。 モリカケサクラなどと言って、スキャンダルをことさらに煽り、一方的に当時の安倍総理を誹謗中傷することが日常茶飯になった。 デモなどでは「アベシネ」というプラカードも公に掲げていた。 当時の総理大臣に対して、「死ね」というのはいくらなんでもなあ、と思っていた人も多いだろう。 でも、憲法で保証された言論の自由があるから、というのが彼らの法的な言い分だったのだろう。 それがリベラルの人たちがいいたい放題でやったことだ。 ぼくの印象ではリベラルの人たちは、自分たちが正しいに決まっているという前提で議論する。 ネトウヨもそうなのだが、数は少ない。 実際に「アベシネ」をやっているのは、リベラルというよりネトサヨという感じだ。 もちろん、大学の教授や芸能人、政治家も含まれる。 あれらのフォロアーの多い人たちが、「アベシネ」を発散し続けたのは事実。 今になっても朝日新聞など「モリカケサクラがうやむやに」などと言っている。 あれらの人たちが「アベシネ」の空気を作った。 そういうことを公然と言ってもいい、という空気だ。 自分たちと信条が違えば、「死ね」と言ってもいいという空気。 一部の人たちが何を言っても、安倍氏は選挙に勝ってきた。 実際に支持されたということだ。 なぜ自分たちが支持されなかったのかを反省することもなく、一層「アベシネ」のシュプレヒコールは大きくなった。 もちろん、それが暗殺の直接の原因ではない。 しかし、「アベシネ」と言い募った人たちには、それが正しかったことなのか、反省してほしいものだ。 ぼくはそう思う。 |
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