考えたこと2

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文章能力
20年ほど塾の講師をしている人が、「国語力の低下は深刻だ」と言っている記事を見た。
中学3年生で作文に自信がない子の書いたものを見たが、支離滅裂で言いたいことがわからないという。

その講師は学校で返却された作文を見たが、誤字脱字の指摘がある程度で、添削はされていないという。
スマホでのコミュニケーションはスタンプの連打だったり、短い表現であり、考えたことを書く力がなくなっているのだろう。

それは大学生になっても同じだ。
内容を話しているのに、それを文章にできないという学生が多い。
これはどういう意味?と聞くと答えられる。
それを何度か繰り返し、なるほど、そういうことかということになり、それではそれを文章にしようというと、それは無理という。
無理ではない。いま話した内容だ。

それが頑なにできないという。
どういうことなのだろうか。
彼らの中では、話すことと書くことは別の次元になっているのだろうか。

話した内容を書く、というのは自然なことだと思う。
話したことを覚えておくために、それを書き記すということだ。
そういう作業は日常的にあるのではないだろうか。
それができないというのはどういうことなのか。

なぜ話せても書けないか。
この問題が解決すれば、文章能力は上がると思う。

だいぶ前にも同じことを書いた
あの頃から、若人たちのコミュニケーションはメールからLineになったのは事実。
言葉をスタンプで代用したり、非常に短文でのやり取りになっている。
だから、長い文章が苦手ということかもしれない。

話せるけど、書けない。

文章を書くということは、頭の中の思考をまとめるということでもある。
話すことは第一段階で、それを書ければ第二段階なのかもしれない。

この第二段階に壁がある。
ずっと考えているが、この壁を超えるための方法は何だろうか。

国語学者がこれを解決してくれると助かるのだが…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

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