考えたこと2

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HDDの運命
日本電産というと、モーターの会社。
最近、自動車部品でモーターが使われることが多くなり、力を入れているのだと思う。
その関連で、企業買収(M&A)も頑張っている様子。

ハードディスクのモーターのシェアが高かった。
ハードディスクはどんどん小型化が進み、ノートブックタイプにも使われるようになった。
ディスク径も小さくなったが、密度は上がり、大容量になってきた。

しかし、ここに来て、近い将来ハードディスクは滅亡する、という記事が出た。
たしかに、ハードディスクはどんどん使われなくなってきている。
どんどんSSD化(半導体の記憶装置)しているのだ。

記憶容量自体が少なくてもよくなってきたのもある。
パソコンに保存せず、クラウドに保存するとか、外付けのUSBメモリに入れておくとか、そういう利用法も増えた。

SSDはモーターがないから、消費電力も少ない。
起動時間、終了時間も速くなる。
駆動しないから、信頼性も高いし、長持ちするという。
つまり、いい事だらけなのだ。

問題は価格だが、たとえばハードディスクが3年で交換しないと壊れる、というのに対して、SSDなら倍の6年は持つ、ということなら、価格は倍でもOKということになる。
それだけ信頼性が上がってきているのだろう。

日本電産もハードディスク用のモーターの需要がなくなるということだ。
一時は世界で相当な数のハードディスクが売られていたはず。
かなりの売上を稼いでいたのだと思う。
まずは、壊れないことが第一だから、不良率を下げ、長く持つことで評価されたのだと思う。

それほど部品点数が多いわけではないが、信頼性が高いことが売りになる。
そういうものは日本は強い。

なくなる運命というだけで、まだまだ現役であることは事実。
しかし、会社としてそれに頼るわけには行かない。

そこで、電気自動車が出てきたということだろう。
ハードディスクのモーターから、電気自動車のモーターへ。
全く別物と言ってもいいくらい、大きさも出力も違う。

この分野でも頑張って欲しいものだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) |

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