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2021.02.21 Sunday
男女平等
森喜朗の発言で、にわかに女性蔑視のことが盛り上がった。
今日Facebookのニュースフィードを見ていたら、フィフィという女性タレント?がこんな発言をしていた。 彼女はエジプト出身の女性タレントで、44歳。 中学、高校、大学は日本で過ごしていて、フォロアーが23万にもいるらしい。 インフルエンサーというやつだ。 載っていた発言がこれ。 “私の意見は女性に厳しいね、なんて言われるけどそれは違う。日本は女性が蔑ろにされる社会とは思わないし、能力を発揮できる機会も与えられてる。性差で配慮もしてもらってるし、それなのにいつまでも女性は特別に扱わないと文句言うから〜みたいな方向に行ってるのが今の日本。それって結局、逆効果” たしかにイスラム教圏から見ると、日本の女性は平等に扱われていると見えるだろう。 男女雇用機会均等法が1986年に成立し、30年経った。 今の大学生と話をしていると、男女の差などなんとも思っていないように見える。 ゼミ長の女性が、メンバーが頼りないというが、彼女以外はほとんど男性だったりする。 言っている本人は、別に男女の違いを意識していない。 男性学生も、女性がリーダーでも、別になんとも思っていない。 なにか思うこと自体を感じていないのだから、本当に平等なのだと思う。 ぼくらは森喜朗に近い男女意識を持っているが、今の30代くらいからは、意識が違っていると思う。 亡くなった渡部昇一が書いていた、女性論を若い頃に読んだ。 その本がぼくの男女の考えの基礎になった。 今調べたら、もう絶版らしく、出てこなかったが…。 要は、男女は平等だが性差はあるし、それは認めないといけない、ということだ。 性差を認めることは、差別ではないという考え方。 おそらく、今の通説よりも保守的だったと思う。 フェミニストとは意見が合わない。 ぼくはこのフィフィの考えに近い。 フィフィは一部のフェミニストからは敵視されると思う。 それでも、こういうことを言えるのは女性だけだろう。 男性が言ったら、もっと炎上するのがオチだ。 したがって、ぼくのような男性は何も言わない。 無用な争いは避けないといけない。 この問題は時代が解決すると思う。 |
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