考えたこと2

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エクセル方眼紙2
2017年にもエクセル方眼紙について書いた。
あれから3年経って、もうなくなったかと思ってたら、最近また見る機会があった。
官公庁の書類だ。

これを使っている限り、デジタル化の根本的な考えがわかってないのだと思う。
文書をエクセルで作るか、ワードで作るかの違いではない。
完全に「ナンチャッテ」デジタル化だ。
そんなものを使っている部署は、全くアナログの世界で生きていると言っていい。

エクセルというツールは表計算ソフトだったが、最近はデーターの解析ツールとして使うことが多い。
元になるビッグデーターから、必要なものを切り取って出力し、それをエクセルで解析する。
脱エクセルという動きもあるが、今はそういう使われ方が主流だろう。
定形書類は専用のアプリケーションになっていると思う。

文字を扱う昨日も初期からだいぶ増えた。
数字だけでなく、文字列も解析できる。
そういうソフトウェアだと思う。

つまり、一つの列の同じ属性のデーターを入れて、いくつものデーターを比較したり、抽出したり、いくつかの列を計算したりする。
そういうソフトウェアだ。

それを行の頭を揃えるためのワープロ代わりとして使っている。
単に書類の見た目だけの問題。

それならワードでインデントを使えばすむだけの話。
本当にITのリテラシーがない。
それを組織として使っているということは、組織の中の誰もそういうことを考えていないということだ。

例えて言えば、数千万円のポルシェを買って、押して歩いているようなもの。
全く使えていないということだ。

これが官公庁の生産性が低い原因の一つ。

思い出したから書いておく。


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