![]() |
2021.01.31 Sunday
ベース女子
Youtubeの動画を見ていると、YOASOBIの曲など、女子のベーシストがよく出てくる。
なかには女子高校生もいる。 スラップベース(昔はチョッパーベースといった)というジャンルがあるが、それは親指で低い音を、人差し指で高い音を弾く奏法。 親指で弦を叩いてパーカッシブに弾くやり方で、80年代から出てきた。 これを弾こうと思うと左手はかなりストレッチして開かないといけなかったり、右手の薬指を鍛えないと痛くなったりする。 人差し指は弦を引っ掛け気味に上に引っ張り上げるので、普通の奏法よりもしんどいと思う。 そのスラップベースをピックで弾いているツワモノの女子高校生もいた。 なぜピック弾きなのかはわからないが、とにかくうまい。 だいたい手が小さい女子用に、ミディアムスケールのベースもあるのだが、レギュラースケールのベースを弾いている女子も多い。 これを見て、曲が弾けないのは手の大きさや指の長さのせいではない、ということを自分に言い聞かせた。 中には普通の指引きとスラップを交えて、おまけにサビでは右手でフレットを押さえて弾いている人までいる。(ギターのライトハンド奏法というやつ) 元歌はボーカロイドの打ち込みの曲だったりする。 打ち込みの曲、というのはベースなどの音符を打ち込んで、コンピューターで音源を鳴らすというもので、もともと人間が弾くことを想定せずに作っている。 大体の曲はテンポが早く、普通は「これは打ち込みだから無理」と思うもの。 それを見事にやってのける。 ベース男子もいるのだが、どういうわけか若い方は女子が多い。 吹奏楽部でエレキベースを弾き始めて、高校で軽音に入るとかのパターンが多いのかもしれないと思う。 吹奏楽部は今や女子ばかりだから、あり得る。 前にも書いたが、ほんとに若い人たちの音楽はすごい。 ぼくら年寄りにはついていけない。 とにかく、感心した。 ガンバレ。 |
![]() |