考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
62回目のオワコン
オワコンというのは、日本レコード大賞というショー。
珍しく最初から最後まで見た。

さすがに、もう形を変えるか、やめたらいいと思った。
名称からしても、レコードなど骨董品の領域だし、CDにしたってもうそんなに売れない。
ストリーミングの時代になった。

音楽の形が変わったのに、このショーは古いまま残っている。
レコード大賞の本来は、何枚売れたかということだったはず。
そんなものはもう関係なくなった。
その時点でやめるか、変わるべきだったのだろう。

大賞の曲はLISAという歌手の「炎」。
鬼滅の刃のアニメで歌われているらしい。
テレビを見ている高齢者たちは、ほとんど知らないだろうと思う。

高齢者向けには、松田聖子が歌ったし、演歌も1曲あった。
テレサ・テンやザ・ピーナッツの思い出のコーナーもあった。
筒美京平の曲もいろいろ流れた。
尾崎紀世彦も出てきた。
高齢者向けの昭和の音楽のカタログみたいな番組になっている。
どこがレコード大賞なのかわからない。

最後の方に嵐が出てきて、TBSで歌うのはこれが最後、という。
ああ、そうか、レコード大賞ではなくて、TBSという認識なのか。
もう「レコード大賞」という名前に意味はないのだ。

たしか、アメリカのビルボードはストリーミングに対応したはず。
せめてそこだけでもやればいいと思う。
CDの売上とダウンロード回数、ストリーミングでの再生回数を合計するとか、手はあるはず。
テレビ界は今でも自分たちがメディアのトップだと思っているのだろう。
トップが、いろんな会社に頭を下げて回って、再生回数やダウンロード数を教えてもらうなどできない。
そんなことがあると想像する。

こうやってガラパゴスになっていく。
本当に意味があったレコード大賞が懐かしい。
でも、時代は変わっていく。

このままだと本当にオワコンになってしまう。
いや、もうすでになっている。

潔く退場するのが花道だろうなあ。





| | 考えたこと | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/238337
トラックバック