考えたこと2

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欧米が手本
日本では都市封鎖はやらなかったが、やった国では批判が出ている。
ロックダウンも含め、コロナで日々の活動を広範に制限したことで、アメリカだけで1300万人、世界全体で4億人が職を失ったとのこと。
Wall Street Journalに出ていた。

とりあえず命を優先した結果、5ヶ月が経って、ロックダウンは過度に厳しく、経済的に高くつく手段であるという証拠が出ている。
死者の多かったアメリカのハーバード大学では、ダメージの大きなロックダウンなしに死者の急増を避ける方法をモデリングしているらしい。

消費者の移動の減少に政府の規制が影響した割合はわずか12%だが、一方で規制が失業に影響を及ぼした割合は60%だとしている。
要はロックダウンは感染拡大にはそんなに効果はなかったが、失業の増加には大きな効果があったということになる。
感染学者たちは、もともとロックダウンは実現困難だし、不要に有害だと思っていたのだが、武漢やイタリアの光景を見て考えを変えたとのこと。

ここからはいろんな対策が生じる。
スウェーデンのように、緩やかな規制のみで対応した国もあれば、アジアの各国のように検査を増やして乗り切った国もある。
イギリスのように、人口の80%がいずれ感染し、51万人が死亡すると予測した国もある。
アメリカも同様だ。220万人が亡くなる、という予想だった。
今ではこの試算の人数は多すぎたのだと言われている。
現状では、イギリスでは4万人、アメリカでは20万人が亡くなった。
やはり実際は1/10だ。

日本の西浦教授の予想もこれと同様だろう。
80%接触削減しないと46万人死ぬと言っていたが、今に至るもその1/100以下だ。

ぼくは今回のコロナ禍では、アジアと欧米で明確な差があるというデーターに対して、専門家と言われる人たちが、今でも不誠実な態度でいることが問題だと思う。
専門家ほど、欧米との差に言及しない。
ネット上で一部の医療関係者と専門外の人たちは、早くからそのことを指摘し、自粛批判の方向で議論していたが、専門家会議やマスコミはほとんど無視だった。

感染者数で見るのではなく、問題は重症者数や死者数であることに対しても、ほとんど言及しない。
何でも欧米並みというか、欧米の真似をしないといけないという意識がこびりついているのか、現実的には死者数は1/100であっても、欧米と同じように横並びで何でもやろうとしている。
本当にそんなことが必要なのかと思う。

マスコミがバカなのは仕方がない。
以前はもっと優秀な人達がいたはずだったが、貧すれば鈍するのだろう。
しかし、専門家と称する人たちがこれほど非科学的だとは思わなかった。

今まで全て、欧米を手本にしてきたのは事実。
でも、ノーベル賞をもらいそこなった北里繁三郎を筆頭に、日本もそれなりに感染症に対して貢献してきたはず。
日本の研究者ももっと謙虚にデーターを見て、総合的に判断すべきだ。

過度の自粛をやめないと、自殺者がどんどん増え、地方は崩壊するのではないか。






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