![]() |
2020.09.21 Monday
トイレの神様
植村花菜の曲。
2010年の紅白で歌った曲だ。 全部で10分ちかくに及ぶ。 短い曲の3曲分の長さ。 これを紅白で歌うのはしんどかったらしい。 1曲の目安の時間があったからだ。 普通は一部をカットして歌うのだが、この曲は切ったら成り立たないので、全部歌わしてほしいと言ったらしい。 結局はフルバージョンより2分短くなったが、それでも、8分かけて歌った。 居並ぶ大御所の歌手の前で堂々と歌った彼女は、楽屋で居場所がなかっただろうと思う。 駆け出しのシンガーが、2曲分も歌うとは何事かということだ。 そういう記事を偶然見つけて、改めて感心した。 あの曲を途中で切るなら歌わないほうがマシだ。 そういう強気な性格が災いして、所属プロダクションともうまくいかず、2019年には名前も植村花菜から「ka-na」に変えた。 アメリカに行ったり、結婚したり、いろいろと変化があったらしい。 それでも、この曲はYoutube上で2500万回再生されている。 テレビのステージのものもあるし、各地のライブのものもある。 関西出身らしい歌詞で、「新喜劇」「鴨南蛮」などが出てきて、ぼくにはすごく実感できる歌だ。 10年経って、彼女はこの曲をどう思っているのだろうか。 |
![]() |