考えたこと2

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8050問題
8050問題というのは、80代の親が50代の引きこもりの子供を支える、という問題。
親の生活力も落ちてくるし、さらに親が死んだら子はどうなるのか、ということだろう。
年間3万人の孤独死があると言われている。

40代でも孤独死をする例があるとのこと。
20年間孤立してきた男性。
死後1ヶ月で発見された。
母親が亡くなって、引きこもりのまま、叔母からの仕送りで生活していた。
部屋の中はコンビニのレジ袋や弁当のケース、ジャンクフードの紙袋などで埋め尽くされていたとのこと。
引きこもりの彼も、就職氷河期の犠牲者だったのかもしれない。

長く引きこもると、セルフネグレクト(自己放任)になるらしい。
そのため、洗面台やトイレの掃除もできず、真っ黒になっている部屋が多いという。
見た人は、

「彼の1日の生活範囲は、こたつの前から座って動ける範囲だったと思う。たまにトイレに立ち、気が向けば風呂に入る。食料の調達は近くのスーパーで惣菜弁当を買いにいく位だね。それ以外の物は、アマゾンでネット購入するけど、ゴミはなかなか出せないから、箱は玄関脇の部屋に無造作に投げ捨てていたんだろうね」

と書いている。

もと引きこもりの取材者は、自分は中学時代からの引きこもりだったから、まだ親と同居していたし、親を接点として社会とつながっていた。
でも、親が死ねば社会とは切れてしまう。
何十年も引きこもっていれば、必然的にそうなる。

以前アメリカには引きこもりはいない、という記事を見た。
子供が成人したら、家を出ていくという伝統があるからだ。
日本のように同居はしないし、親も経済的援助をしない。
つまり、引きこもりなど出来ないということだ。

40歳〜64歳の引きこもりは全国に61万人もいるらしい。
これは大変なことだ。
見て見ぬふりをしてきた政府も、いい加減に対策を打たないといけない。

孤独死の平均年齢は61歳ということだ。
昨年ようやく政府が腰を上げ、調査をした結果になる。

新しい政権では中高年引きこもり対策も進めてほしいと思う。
そのために、キャリアコンサルタントという国家資格を作ったという側面もある。

どんどん社会に出て働いてほしいと思う。


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