考えたこと2

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家の問題
昨今、いろんな専門業者ができており、「ゴミ屋敷」の掃除の専門業者も存在している。
それくらい、一般的になったということだ。

ゴミ屋敷という言葉は聞いたことがあるが、ゴミ袋が散乱して山積みになっているくらいのことしか想像していなかった。
しかし、取材したジャーナリストによると、「究極の3K職場」だという。

ゴミが溜まってくると、部屋の移動も難しくなるのか、ペットボトルに排尿するようになるらしい。
それが1本見つかると、100本はある、というのがベテランの言葉。
ゴミ屋敷の中は「戦場」で、茶色の液体が入ったペットボトルは「爆弾」だ。
みつけたら専用の入れ物に入れて、持ち帰って捨てる(というか、流す)らしい。
最高で1軒から5400本も見つかったこともある。

ゴミを溜める人は、ゴミでシェルターを作っている感覚らしい。
精神科医の解説。

「子供時代なら両親の離婚や虐待、学校でのいじめ、成人してからなら死別や失業、離婚などが引き金になりやすい。私が診療した限りでは、半数以上の人に何かしらのきっかけがあります。いろいろな形で失ってしまった“体験”を代償的に埋め合わせる行為として物をため込むのです」

物をため込むことが何かの代償になるらしい。
しかし、迷惑な話だ。

ネットで「ゴミ屋敷 掃除代」と入れて検索し、出てきた業者のページで見ると、終日2名で2LDKを片付け、13万円ということだった。
もちろん、見積もり次第ということになるのだろう。
相場を書いているページもあって、ワンルームで3万〜8万。
それくらいでやってもらえるのなら、とは思う。
どうしても、関係者が自分では手が付かないというケースが多いと想像する。

ネット上に業者がたくさん出てくるくらいだから、ニーズはある。
実際、ゴミ屋敷ではないが、うちの実家だって、いずれは業者に片付けてもらわないといけなくなると思う。
今でも時々実家に行くと、いろいろ考える。
途中でリフォームしているとはいえ、もう築57年。
祖母の家に住んでいたのだが、近所の今の実家に引っ越した。
その夏に祖父が亡くなった。

一番長く住んでいたのは母だが、もう母も一人では住めなくなった。
ぼくや弟が住んでいたのは、実質18歳までだ。
その後は下宿暮らしだった。
時々帰るとはいえ、その後は就職して、寮を出てちょっと住んだ程度。

そういうこともあって、母が生きている間は置いておこうと思うのだが…。




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