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2020.09.15 Tuesday
パワードスーツ
高齢の母が住むところを変わった。
今は入院中なのだが、退院して別のところに行く。 そのための引っ越しを昨日弟と二人でやった。 運ぶものの量はしれているから、赤帽の引越便を使った。 2時間で税込み1万5千円。 親切なおじさんでよかった。 しかし、ちょっと重いものを持つのを手伝うと、腰が痛くなる。 おまけに、今まで痛くなったことがないところまで痛くなる。 筋力が落ちているのだろう。 20代の昔は実験をやっていて、さんざん重いものを運んでいたのに、もうダメだ。 また年をとったことを実感した。 タンスと冷蔵庫、洗濯機の片棒をちょっと担いだだけなのになあ。 老いるということは残酷だ。 昔は何ともなかったことが、できなくなる。 こういう人が増えてくるのが高齢化社会。 重いものを運ぶときに装着するパワードスーツだが、最近見たものは25キロのアシストで、電力不要で空気圧を利用するとのこと。 値段も13万円と安い。 こういうものが出てくれば、高齢になっても働く機会が増える。 自衛隊の災害救助の時の装備としてのパワードスーツの開発も進んでいるらしい。 重い荷物を持って、走ることができる、というようなもの。 こちらは本格的なもので、人間の能力を上げるためのもの。 いろんな国で軍備としても開発が進んでいる。 アメリカ、ロシア、中国など。やはり軍備となると開発が早い。 日本も負けていないようだ。 自衛隊の災害救助の役割も最近増えたし。 パワードスーツは病気で歩けなくなった人の自立支援などの用途もある。 歩行訓練用のものなど、筋肉や脳が忘れたことを思い出させるのだ。 戦争がいろんな技術を進歩させるものだが、パワードスーツは高齢化によっても開発が促進される。 ぜひ、日本がトップランナーになってほしいものだと願う。 |
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