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2020.11.01 Sunday
追悼ショーン・コネリー
ショーン・コネリーが亡くなった。
言わずとしれた、初代007だ。 いろんな仕事をして、俳優になって当たり役を得た。 あの、ちょっと遊び人風のスパイを演じさせたら世界一。 7本の007映画に出たが、何といっても「ロシアより愛をこめて」がいい。 ボンドガールも綺麗だし、あの冷戦の真っ只中の状況がよくわかる。 急行列車という舞台も、時代を表していてよかった。 今の若い人が見ても、ピンとこないだろうが…。 ナイフが飛び出るアタッシュケースや、仕掛けのある腕時計、座席が飛び出たり、防弾パネルが出てきたりするアストンマーチンDB5など、スパイの小道具も楽しみだった。 マネーペニーちおう秘書のいる部屋に入って、帽子を投げてコート掛けにかけるシーンがいい。 酒に凝って、「ウォッカマティーニをシェイクで」というのもカッコいい。 一度飲んでみたいものだ。 でも、ショーン・コネリーの映画で一番良かった映画は「アンタッチャブル」。 87年の作品。彼が57歳の時だ。 この作品で、アカデミー助演男優賞を取った。 老警官役を演じて、ほんとにいい演技だった。 イギリス人と話をしていて、ショーン・コネリーの事をジェームス・ボンドと言ってしまって、からかわれたこともある。 ぼくの中では、いつまでも007といえばショーン・コネリー。 いい役者が亡くなった。 |
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