考えたこと2

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緊張すること
学生と面接の練習をすることがよくある。
想定するのは、学生の「素」の姿を知りたい、という面接。
だいたい、どの就活情報を見ても、人事のコメント見ても、見たいのは学生の「素」の姿だ。
したがって、ぼくはいつもフレンドリーな面接官をやる。

時には、ちょっと圧迫気味でお願いします、という要望もあるが、最近はほとんどない。
1対1の相談の中で面接練習をやるので、学生は気分的に楽だと思うのだが、やはり緊張するらしい。

全く緊張しない、というのはダメだと思う。
やはりちょっとの緊張感はないと、面接はうまくいかない。
ピリッとした感じが出るからだ。

一方で、緊張しすぎる人もいる。
今まで話をしていて、それでは面接の練習をしよう、という手順をふんでやっているのだが、それでも緊張するという。
結局は信頼関係なのだろう。
面接相手との間で信頼関係を感じられないと、過渡の緊張にもなるだろう。
そういうシグナルをどう感じるかだ。

中には会社からかり出されて、仕方なく面接官をやっている人もいるようで、時々ひどい話を聞くこともある。
学生は真剣なのだから、本当に気の毒に思う。
社会に出る入り口のところで、いい加減な面接をやられると、その後立ち直るのに苦労することもあるのだ。

一般的な就活の面接は準備ができる。
定番の質問も決まっているし、付随する質問もだいたい決まっている。
だから、それを練習しておけばいいのだが、それを教えてくれる人がなかなかいない。
ネット上にそんな情報がたくさんあるのだから、見たらいいと思うのだが…。

いったん、自分のペースができたら、面接はうまくいくと思う。
面接相手との信頼関係を作ることと、定番の質問に対する答えを考えておくこと、この2つだ。
信頼関係で大事なのは、まずは外面的なもの。
笑顔と明るい声だ。
そんなに難しいものではない。

プレゼンのハウツー本に、「緊張はなくすものではなく、生かすもの」と書いてあった。

「相手に自分の思いを伝えるためには、伝える人は緊張していなければいけないのです。そして「聞いた人が感動して行動を変えてもらう」という目的を達成するためには、緊張をなくすのではなく、緊張を生かすことが大切なのです。」

ということだ。

そういうふうに、緊張と仲良くすることが面接の極意だと思う。



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