![]() |
2020.07.22 Wednesday
藤井棋聖
藤井聡太が17歳で棋聖になった。
何か、強さが違うのだろうと思っていたら、彼は頭の中に盤面がないらしい。 普通の棋士は、頭の中に盤面があって、それで駒を動かして先を読んでいるという。 多分、そうだろうと思う。 しかし、彼は過去にインタビューされて、頭の中に盤面を思い浮かべていない、と答えている。 何ともイメージのわかない答え。 かと言って、棋譜(指し手の記録)で考えているわけでもないという。 そう聞かれて「自分でもよくわからない」と答えている。 どういう思考の方法を取っているんだろうか。 盤面や棋譜をイメージしていないというのは、何か脳と思考が直結しているようなことなんだろうか。 こういうのを天才というのかもしれない。 天才は神から与えられたものがあるから、そうしかできない、ということだ。 「藤井聡太七段、目隠しで詰将棋に挑戦。早すぎる回答に会場騒然」という見出しのニュースもあった。 目隠しをして、駒の配置をアナウンサーが言って、その詰将棋を回答するのだが、他の2名の棋士が考えている間に手が挙がる。 これで盤面をイメージしてないというのはどういうことなんだろうか。 まさに、盤面をイメージしないから、余計な時間が省けて、早く正解にたどり着くんだろうか。 盤面という制約がないから、自由に駒の配置を考えられる、ということか…。 人間の頭の中を開けてみることはできないから、どうなっているのかわからないが、とにかくすごい。 天才の方法があるんだろうなあ。 ぜひ、最強のAIに勝ってほしいと願う。 |
![]() |