考えたこと2

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太陽光パネル
太陽光パネルの評価には発電の効率というものがあるらしい。
同じ光を当てて、どれだけの電気を生み出すかということだ。
その値を少し高くするだけで、コストが上がるのは当然。
そこを日本のメーカーは見誤ったということを聞いたことがある。

中国製の太陽光パネルは、発電効率は若干低くても、値段が安い、ということで日本でもメガソーラーなどで使われている。
コストとパフォーマンスのバランスが良かったのだろう。

日本製は丈夫で変換効率も高いが、値段で負けたということだ。
高くていいものが売れる、という戦略は外れた。

しかし、ここに来て日本の技術が使われる兆しも出始めた。
電気自動車用の太陽光パネル。
接地面積が狭く、曲面も多い。
さらに、少しでも発電効率が高いことが求められる。
もちろん、丈夫さも必要だ。

それが、シャープと国の機関が共同で開発したEV専用太陽光パネル。
変換効率が高く、薄いフィルムなので曲面にも設置できる。
太陽光だけで動く電気自動車の試作に使われた。
曇ったらどうするのかと思うが、昼間なら発電するのでOKだ。

太陽光発電を最初に見たのが、電卓だったと思う。
電池が要らない。
蛍光灯でも発電する。
これはすごいなあ、と思ったものだ。
その後、デジタルの腕時計でも使われた。

それまでの電卓は蛍光管を使っていたが、シャープの液晶を使ったものは消費電力が少なくても動くから、太陽電池でOKだったのだろう。
数字を表示するところの近所に太陽電池が並んでいた。

今考えると、画期的な製品だったと思う。
サンヨーやカシオも出していた。

この分野では日本は強かったのだが、中国のコストに負けてしまったのが残念。

電気自動車で本格的に復活してほしいものだ。



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